「他社と比較したいんだけど、どういう点が強みなのかわからない」
「ウィザースホームってどういう会社なの?」
今回は、ウィザースホームで建築を考えている人に向けて、
ウィザースホームで建てる家の特徴・コスト・評判やどんなになるのかを徹底解説します。
ぜひ、展示場に行く前にたくさん情報収集をしてね!
私自身、営業さんにかなりヒアリングをした上でウィザースホームで契約しているので、
この記事がウィザースホーム検討中の方の参考になれば嬉しいなと思います。
ななみん
妊娠をきっかけに首都圏で一戸建てがほしいと思い、土地探しを開始🔍
2年かけてハウスメーカー探しの末ヤマダホームズ契約するも、思うように事が進まず契約解除
再度家探しを実施し、出会って1か月未満でウィザースホームに決定🏠
引き渡されて1年経った今も、デザイン性の高さ、住み心地の良さ、コスパ、高性能住宅に家族で満足!
ウィザースホームの記事
ウィザースホームの坪単価の幅は60万~80万!
ウィザースホームは「標準仕様」がなく、いろいろな設備を組み合わせて見積もりを作成します。
選ぶのは、工法(2×4か2×6)、換気性能、窓の性能、住宅設備(キッチンや浴室、ドア、床等)….
それぞれ何を選ぶかによって、
坪単価が全く異なります。
詳細を決めたうえで見積をもらわない限りは、他社と一律で比較することは難しいと思われます。
坪単価の口コミ、9つ!
実際にウィザースホームを検討した人、
契約した人の坪単価9例を紹介しますね。
坪単価の平均は、「68万」!
採用している設備は人によって異なるので、参考程度の数値だよ
以下のタブをクリックすると、
ぞれぞれのコメントも見れます。
ある程度打合せが進むと、千葉・君津にある「住宅館LABO」に案内があります。
そこでは各メーカーの設備の実物が展示されているので、
その中から自分の好みに合うものをチョイスし、見積(坪単価)をもらうことができます。
また、「住宅館LABO」ではあらゆるメーカーの現物を一度にまとまって見れるので、
いざ契約!着工!となった際も、納得感や安心感をもった上で進むことができるという利点があります。
しろくまハウスの実例
私が契約時にもらった見積もりは、下記の記事で扱っています。
注意してほしいこと
現在はウッドショックやウクライナロシア戦争によるインフレ、
住宅の断熱基準の改定(最高等級の追加)などにより、
私が契約した21年当初よりも坪単価の引き上げが進んでいます。
坪単価67万(建物本体価格のみ)の我が家は、
「2×6工法、第1種換気、窓ペア複合アルミ、グラフテクト、TOTO、標準ドア・床」です。
家の間取りは「4LDK・パントリー・シュークロ・洗面脱衣別・リビングヌック・独立書斎」。
1例として参考にしていただければ幸いです。
ウィザースホームの特徴
ウィザースホーム最大の特徴は、
・外壁タイルが標準
・2×6(ツーバイシックス)工法
吹付断熱による高気密高断熱仕様
・収納コンサルティングサービス
以下で細かくみていきましょう。
外壁タイルが標準
ウィザースホームの決め手としても良く上げられる「外壁タイル標準」。
ウィザースホームだけではなく、タイル素材の外壁は基本的にメンテナンスフリーが多いですが、
多くの会社はコーキング部分の補修について「10年点検」などで補修を行う必要があります。
ウィザースホームでは、タイルとの接着面には接着剤最大手の「セメダイン社」が特殊開発した
タイル用ボンドをつかっており、劣化知らずで原則メンテナンスを行う必要がない仕様です。
これが後々のメンテンナンスコスト削減に繋がるポイント!
また、ウィザースホームには様々なタイルがあり、
その中から好きなタイルをチョイスして家を作ることができます。
タイル自体はすべて自社開発をしており、ウィザースホームでしか使うことができないタイルです。
タイルに惚れた方はウィザース一択。
製品は日本製のものから、海外で生産しているものもあります。
標準タイル(差額なし)はどれ?
標準タイルは全部で7種類あります。
タイルの形は横長と正方形のものに分けられます。
横長のタイルが
「ガルボストーン」「サモーナボーダー」
「スプリットボーダー」「スマートラインボーダー」「ハーモニーフェイス」。
正方形が
「アートフェイス」「パウダーフェイス」
のタイルです。
色もタイルにより様々種類があり、
定番色のホワイト・ブラック・ブラウン系はほとんどありますね。
標準タイルの中で、特徴的なタイルは
「アートフェイスタイル」の「インディゴネイビー」。
デニムのような色あせ感が非常に面白く、他社では取り扱いがないようなデザインのタイルです。
ウィザースホームのタイルは、日の当たり方によって表情が変わるので、それもまた楽しいんですよね~。
標準タイルの中で人気なのは、この「スプリットボーダータイル」だよ!
写真で見るとタイルそれぞれの違いが分かりにくいですが、
大きさや凹凸、デザインなど、同じ白系統でも表情が全く違うので、種類を選ぶのだけでも一苦労です。
オプションタイルはどれ?
オプションタイルは6種類あります。
標準よりも費用があがるタイルになります。
ハイグレードタイルが、
「スクラッチブリック」「ラフブリック」「ロイヤルメキシ」「ジオテッセラ」。
ハイグレードアクセントタイルが、
「ウッディノーブル」「グレイスフル」です。
といっても、アクセントで使う分にはおおきな費用増にはならないです。
バルコニー部分など、凹凸のある部分をオプションタイルにするだけでも、外観がより美しい住宅になります。
どのタイルも非常に重厚感があり、いろいろな組み合わせ方ができます。
ヴィンテージ感が好きなタイプから、洋風の家が好きな人まで、様々な好みに対応することができます。
オプションタイルで人気なのは、「ウッディノーブルタイル」だそうです。
本物の木のような質感で、家全体を柔らかく暖かな雰囲気に仕立て上げます。
タイルおよびその色は、定期的に新しいものがでたり、
廃盤になる事がありますので、気になるタイルがある場合は注意してください。
ウィザースホームの家の外観
上記のタイルを使うと、こんな仕上がりになります。
サモーナボーダータイルと、スクラッチブリックタイルを使ってるわが家はこちら。
我ながら(?)惚れ惚れします。
かわいらしいデザインからかっこいいデザインまで、どれも見とれてしまう美しいタイルです。
まだまだタイルをみたい方はこちら
2×6(ツーバイシックス)工法・吹付断熱による高気密高断熱仕様
ウィザースホームの断熱に関わる標準仕様は、以下のようになっています。
場所 | ウィザースホームの標準仕様 |
---|---|
窓 | ペアガラス(アルコンガス入り) |
壁 | ウレタンフォーム(厚みは構造の厚さに依存) |
屋根 | ブローイング・グラスウール(300mm) |
床 | ネオマフォーム(最高性能の断熱材) |
公表しているUA値 (断熱性)※平均実測値 | 0.39w/㎡k |
公表しているQ値 (気密性)※平均実測値 | 0.7c㎡/㎡ |
ミドルコストながら、高断熱を実現する仕様になっています。
また、ウィザースホームの住宅外壁構造はこのようになっています。
- 石膏ボード
- 吹付断熱
(ツーバイシックスの場合、厚み130mm) - パーティクルボード
- 透湿防水シート
- 胴縁
- タイル下地
- タイル
吹付断熱というと、施工品質のバラツキが出づらく、経年による劣化なども起きにくい断熱材です。
ウィザースホームでは2×6材を使うことにより、壁に130㎜も充填することで、超高断熱を実現しています。
一般的に吹付断熱というと、「アクアフォーム」が有名でしょうか。
ウィザースホームでは、「フォームライトSL(エアロフォーム)」という断熱材を使っていて、
他の吹付断熱とは一線を画す性能を持っています。
・アクアフォーム
弾力性がないため、地震など外からの力が加わることにより破損・劣化する
・フォームライトSL
弾力性があり、地震による破損・劣化を防ぐ
湿気を通さないので、構造躯体が腐りにくい
湿気(水)を吸うかの実験については君津にある「住宅館LABO」で確認できますので、
ぜひ直接確認して、その性能に納得してみてください。
断熱材の会社の人は、自分のところの断熱材の良さをわかってるから、みんなウィザースで建てるらしいよ!
床の下の断熱
また、床下にはヘーベルハウスでも使用されている
旭化成製の「ネオマフォーム」という断熱材が使われています。
ネオマフォームは断熱材の中でもトップクラス。
これを床下に使用することで底冷えを防ぎます。
外気温がマイナスの中、エアコンを夜19時に停止させている我が家の朝は、さすがに床が冷たいですが…!
「家全体が魔法瓶」という営業担当のことばの通り、
四方八方断熱に力を入れているのがよくわかる作りになっています。
断熱性能を追求する現れ
ウィザースホームでは、21年4月から外皮計算(UA値測定)を標準とし、
22年1月からは気密測定も全棟実施するようになりました。
UA値の計測や、気密測定(しかも工事中と完成時の2回実施)をしているハウスメーカーは、まだまだ多くありません。
また、オプションとして「W断熱の家」を建てられるようになり、UA値はなんと「0.28㎡/k」の性能だそうです。
ウィザースホームが施工地域とする南関東は、「6地域」のはずです。
6地域では「0.87」で断熱等級4が取れる所を、「1地域(北海道)」基準を超すUA値になるよう設計しています。
21年2月に契約した我が家のUA値は0.65㎡/k(それでも長期優良住宅基準で、当時の断熱最高等級…)なので、うらやましい。
ウィザースホームの断熱について、更に詳しく知りたい方は下記のページを参考ください。
収納コンサルティングサービス
ウィザースホームでは、そこに住まう人の将来を見据えて、収納コンサルに力を入れています。
この収納コンサルを受ける時には、
- 家族構成(何人家族か、男女比率)
- 各人の趣味
- 平日や休日の過ごし方
- 今持っているものリスト
などをヒアリングされた上で、最適な提案をしてもらうことができます。
打合せ後に、上記のように図化されたものが届きます。
どういったものが何個まで入るのか具体的に記されているので、
イメージがわきにくい将来の収納も、この間取りで足りるのかがわかります。
実際に建てた後の収納イメージがズレる心配もなく、安心して設計を進めることができるのがいいですよね。
インテリアコーディネートなどの空間のコーディネートは、ハイコストメーカーでも実施されています。
しかし、収納の事まで意識した間取りを作り上げてくれるのは、
今のところミドルコストではウィザースホームしか聞いたことがありません。
ウィザースホームに合う人・合わない人
どんなハウスメーカーでも、そのメーカーのターゲット層にマッチしていないと、
満足の家づくりができない可能性があります。
検討段階で、自分がそのハウスメーカーと合うのか確認をしておくことで、
自分達で作り上げた住宅の満足度向上につながります。
あなたはウィザースホームで満足のいく家が建てられそうでしょうか?
ウィザースホームで建てた私が思う、ウィザースホームとの相性がいい人・そうでない人の条件はこちら
満足度の高い家を作れる人・相性がいい人
- デザイン性が高い家に暮らしたい
- 収納量に不安があって、将来の荷物増加まで考えられた間取りにしたい
- 生活動線までしっかりと考えられた家に住みたい
- 坪単価60~70万で家を建てたい
- メンテナンスが楽な家にしたい
- 一条ほどの断熱性は求めていないけど、省エネ性能の高い家で暮らしたい
- 準防火地域の土地で準防火仕様を建てる必要がある
- 宿泊体験ができるHMで体験してから決断したい
- ランニングコストが低い家を作りたい
- 長い歴史や沢山の実績のある会社で建築したい
不満があがりやすい・相性が良くない人
- イニシャルコストを安くしたい
- ブランド性が高いハウスメーカーで建てたい
- 外壁などに特別思い入れがない
- 完全自由設計で大空間を実現したい
- 断熱性・気密性にとても強いこだわりがある
- 全館空調のある家に住みたい
- 造作家具などを作って設置してほしい
- 建築現場でもその場で要望に対応できるようにしてほしい
- アフターメンテナンスも同じ人に頼みたい
以下では、競合によくあげられる、一条工務店との比較をしています。
また、「ポジティブな評判/メリットデメリット」・「後悔・失敗ポイント」についても別記事でまとめています。
ウィザースホームでは宿泊体験もできます
モデルハウスを見学しても、住宅規模が大きすぎたり、
住宅設備を使えないなど実際の住み心地まではわかりませんよね。
ウィザースホームでは契約前の人限定で、
君津にある「住宅館LABO」の隣の施設、MIRAIE TERRACEで宿泊体験ができます。
ミライテラス
実際に宿泊体験した人の口コミ
2月に宿泊をしました。
夜22時に26度に設定されたエアコンを切り、次の日の朝7時に室内の温度計を見たら
4℃くらいしか室温下がってなくて、びっくり。結露も全くありませんでした。
1月に宿泊をしました。リビングのエアコンは24時間24度設定で付けっ放しにしておくと、2階の廊下までぎりぎりな感じ。ただ、室温は設定温度の24度にはならず、22度程度です。
宿泊体験予約の仕方
営業担当の人に希望日を伝えるか、ネットからも予約申し込みが可能です。
宿泊体験ができるモデルハウスが複数棟あるので、体験したい家を選んで申請します。
寒い冬や暑い夏は、断熱性能や家の快適性がわかりやすいので、宿泊体験にオススメの時期です。
土日は人気が高く、最短で1か月先になる可能性があるので、
宿泊予約をしたい場合は早めに希望を伝えるといいでしょう。
わたしたちがウィザースホームに決めた理由
最後に、わたしたちがウィザースホームに決めた理由についての記事を紹介します。
いろんないい所がいっぱいあるんですが、
絞るとこの3つ。
・見積金額に妥当性を感じられた
・住宅の設備が、
自分達の基準をクリアしていた
・営業担当が良かった
これと合わせて、2つのネガティブ要素も上げています。
顧客想いなのがすごい伝わってくるハウスメーカー
ウィザースホームのまとめ記事、いかがでしたでしょうか。
ウィザースホームは、外壁タイルでメンテナンスの手間がかからず、
高断熱による低ランニングコストで、収納コンサルもあり、共働きの夫婦には最適のミドルコストハウスメーカーだと思います。
他、ウィザースホーム契約後の打合せや、その様子などについては
ウィザースホームまとめから確認することができますので、合わせて参考にしてくださいね。
ウィザースホームの見積や間取りの提案が気になるなら
家探しを始めた人の6割は、最初に住宅展示場に行きます。
でもその多くが、住宅展示場は「回るのが大変だし、比較がしづらい」と思った結果、
次に
第三者への相談や一括資料請求を行います。
家探しのキッカケに住宅展示場の見学はもってこいなんですが、
実際にハウスメーカーをしっかり検討するには、それだけじゃ不十分なんですね。
なぜなら、家づくりは、多くの選択肢を持ち、比較・検討することが重要だからです。
間取りを複数社で比較したり、同じ条件で相見積もりをとることで、
やっと自分たちの希望条件にあうハウスメーカーを探し出せるんです。
相見積もりをとることで値下げ交渉材料にもなるよ!
一度に複数のハウスメーカーへ見積もり・間取り作成を依頼できる
タウンライフという一括資料請求サービスでは、
ウィザースホーム以外にも全国600社以上のハウスメーカーと提携を結んでおり、
オンラインでサクッと申し込みを行うことができます。
ウィザースホームでは、ウッドショックの影響で坪単価の値上げに踏み切っており、
今後も値上げを行う可能性があります。
コロナで在宅時間が多くなっている今だからこそ、家づくりの検討をし始めるには最適な時期。
住宅展示場でいろんなハウスメーカーを飛びこんで体力と時間を使い果たす前に、一度試してみてはいかがでしょうか?
\申し込みで間取りがもらえるのはココだけ/
なお、我が家を担当してくれた、営業担当者さんを紹介することも可能です。
ウィザースホーム紹介制度のご利用をお考えの場合は、以下のページを参照ください。