「一生に一度の買い物だから、後悔しないために情報が欲しい」
「生活が苦しくないようにローンを組みたい」
今回は、家の購入を検討している人に向けて、
「今行動しないと300万損するかもしれない」
理由を解説します。
もし今、家を購入すれば、300万以上の損をしなくて済むとしたら、どうしますか?

わたしだったら、300万浮くなら、家をアップグレードする~!
今、家探しをするべき3つの理由
なぜ、いま家を買わないと300万以上損するかもしれないのか?
これは、3つの要因があります。
①住宅取得支援制度「住宅ローン控除」「グリーン住宅ポイント」「すまい給付金」の終了
②毎年上がり続けている建築費用
③ウッドショックの影響による坪単価上昇



うーん。何が何なの?
下記では、まず①の「住宅ローン控除」「グリーン住宅ポイント」「すまい給付金」から解説していきます。
「住宅ローン控除」「グリーン住宅ポイント」「すまい給付金」
今年の秋から来年にかけて、これらの制度はこのような動きがあります。
①「住宅ローン控除」
→ 10年+3年間の控除延長期間が終了
②「住宅ローン控除改悪」
→ 住宅ローン控除の金額が減額
③「グリーン住宅ポイント」
→ 30万~最大100万円の給付が終了
④「すまい給付金」
→ 最大50万円の給付が終了
①住宅ローン控除延長期限の終了
現状、住宅ローンの控除期間が10年→13年に延長中
21年9月末までに建築請負契約を行わないと、
現在の住宅ローン制度が利用できません。
21年10月以降は、住宅ローン控除期間は
「10年間」のみの控除になります。
22年4月以降の契約者は、15年間になるよう、現在調整中だそうですが…。
例えば、
住宅ローン3000万・金利0.5%で組んだ場合
最大30万控除/年
住宅ローン5000万・金利0.5%で組んだ場合
最大50万控除 /年
なんですが、10月以降に建築請負契約を結ぶと、
今までなら毎年50万や30万控除されていた分が
3年間分なくなるわけです。
なので、毎年30万控除される予定の人は3年間分が消え、90万円分の損、50万控除の人は150万損する事に。
②住宅ローン控除制度の改悪
さらに、22年4月に住宅ローン控除の改悪があります。
22年には住宅ローン控除額の見直しが行われ、新規契約者は利率が低く設定される可能性が高い
人によっては、住宅ローン控除が半分になってしまう可能性がある改悪ぶりです。
これは金額に直すと、3000万ローンの人は
75万損がある計算になります。
住宅ローン残高が年末の時点で3000万残っていて、金利が0.5%の人の場合
■現在の制度※1
→最大30万の控除×13年=390万の控除
■2022年4月からの制度※2
→最大21万円の控除×15年=315万の控除
(※1 ローン残高1%・13年控除)
(※2 ローン残高0.7%・15年控除)
残高は年々目減りしていくので、実際に控除される額はもっと少なくなりますが。
この22年改悪についての話については、
住宅ローン控除改正にて解説をしています。



適用条件も一部厳しくなるよ。
③グリーン住宅ポイント対象期間の終了
グリーン住宅ポイントは、21年10月末までに契約しないと、
30万円分~最大100万円分のポイントを国から貰うことができない
このポイントは、工事費用への充当から、家電やインテリア、食べ物にいたるまで
新生活に欠かせないものと交換する事ができるもの。
もらえたらただただ得、という制度です。
高性能住宅(大体のハウスメーカーが該当)では、40万円分のポイントが少なくとももらえます。
④すまい給付金の対象期間の終了
すまい給付金は、21年9月末までに契約しないと、最大50万円の給付を国から貰うことができない
もらっている年収により、いくらもらえるのかが決まるこの「すまい給付金」。
例えば、年収が500万以下でペアローン(共有2分の1)の人は、20万もらえる計算です。
年収500万以下の単独ローンだと、40万円もらえる計算になりますが、これらは11月末を過ぎると無くなります。



①~④を全部逃したとすると、
年収480万で3000万ローンを金利0.5%を単独で組む人は、「410万の損」をする計算に。
少なく見積もっても、5割位の人は300万以上損することになります。
①住宅ローン控除→9月末までに契約
②すまい給付金→11月末までに契約
③グリーン住宅ポイント→10月末までに契約
この機会を逃さないためには、
いまから家探しを始め、契約まで行う必要があります。
毎年上がり続ける坪単価


大手住宅メーカー・ランキング(住宅産業新聞社)情報をデータ化したグラフです。
大手のハウスメーカーの坪単価が軒並み上昇しています。
仮にウッドショックが収まっても、設備のグレードアップなど別の投資に回すので、
坪単価が下がる(元に戻る)ことは基本的にありえません。
さらに木材以外にも鉄やアルミ、樹脂、ガラスまでもが値上げになっており、
家全体のコストが上がってきているため、更なる建築コスト増も予想されます。
ウッドショックの影響による坪単価上昇
ウッドショックにより、ハウスメーカー各社の坪単価が2021年4月頃からジワジワ上昇しています。
平均坪単価3万ほどの上昇です。
これは戸建て住宅の平均坪数「34坪」をもとに計算すると、102万の増額になります。
アメリカおよび中国の建築需要の増加によりウッドショックが起きている為、
この状況が収まらない限り、ウッドショックによる更なる坪単価上昇の可能性も考えられます。



ステイホーム時間が増えたから、家を購入する人も増加してるみたいだよ
4月以降、悲しみの声が相次いでいて、
11月の今でもこんな声が聞こえます。
「契約した後に坪当たり5万の値上げを求められて、150万以上増額に」
「オプション費用を削って予算内に収めたのに、値上がりでオプション代以上になった」
「今月までがお得ですよ!」は嘘
でも、ここまで読んだ結果、「早く契約まで進めなきゃ!」と思った方。
焦って、家を買ってはいけません。
私が本当に言いたいのはココからです。
ここまで今すぐに買ったほうがいい理由を言っておいてなんですが‥‥
実はあなたが知らないだけで、今まで説明してきた事って
似たようなものが前から存在していたり、後々延長がでたりするものなんです。
例えば
住宅ローン控除13年延長 :
2019年開始、2020年に延長
22年の住宅ローン制度改悪 :
12月に大筋が決まる為、まだ不明点も多い
グリーン住宅ポイント :
2022年こどもみらい住宅支援事業として復活
すまい給付金 :
2017年開始、2020年最大額引き上げ、2021年延長
どうでしょうか?
時間がない!!と思ってた方も、
すこしは安心できるのではないでしょうか。
ウッドショックも、今はピークを越え、
木材価格も下落してきています。



ここでちょっと
考えてみてほしい!
あなたは、今候補として考えているハウスメーカーや営業マンに対して、十分に納得できていますか?
今月中に契約しないと損するからといって契約を急ぐと、
後から知らない事実がでてきて何かを諦めたり、時間がたつにつれほかに目移りしたり…
「損しない事を最優先する」と、契約後に後悔する人が非常に多いです。
もちろん、「やっぱりやめた!」と契約解除もできますが、
30万~100万の手付金はほとんどの場合、戻ってきません。



わたしもYホームズ解約したけど、手付金20万とられたよ…
時間やお金を無駄にして後悔する前に、
本当に今候補にあるハウスメーカーでいいのか?
よくよく、考えてみてくださいね。
家探し、どう行動すれば後悔しないのか
予算決定のため、FPに相談をしておくことはもちろんですが、
「後悔しないためのハウスメーカー探し」をすることが大事です。
手間を最小限&効率的にハウスメーカー探しをするには、行う順序にコツがあります。


家を検討しようと思った時、一番最初に「ハウスメーカー見学」をする人が、実は6割なんです。
モデルハウスは最高スペックの仕様で作られているため、どのハウスメーカーも非常に良くみえます。
そこで話を聞いても、家を探し始めたばかりの人は正直よくわかんないし、全部よく聞こえます。
なので、建築会社探しで一番初めにやるべきなのは、情報収集を行い、家づくりの知識を蓄える事。
その為には、複数社の資料を集めることで、自分の優先順位を明確にし、
ちゃんとした理由を元に、気になるハウスメーカーを絞ることが大切です。


家作りの満足度が高い人は、ハウスメーカーが重要視している「家の構造」のポイントが
自分の重要視している部分と一致している事が多いです。
耐震性・断熱性・気密性・耐久性など、
どこにどれだけ重きを置いているかは、ハウスメーカーで実はかなり違います。
自分の優先順位がないままだと、
ハウスメーカーの思うがままに言いくるめられて、契約まで進められてしまいます。
だからこそ、知識をインプットし、冷静に各社の違いを把握した上で、
実際にモデルハウスや展示場に見学にいくことが大事なんです。
・複数のモデルハウスを渡り歩き、アンケート用紙を書きまくる必要がない
・貴重な休みの日の時間を無駄にせず、短い時間で契約まで至れる
・自分たちにとって住みやすく、満足度の高い家を作ることができる
営業のセールストークを聞かなくても、家探しは進められる
「ローン支払いの金額感がわからないと、ハウスメーカーを絞れない」
「見積もりをもらうためには、間取りをある程度作ってもらわないといけないよね?」
建築会社を絞るにしても、金額感がわからないと前に進めないですよね。
でも、カタログ集めて、正直見積もりを出してもらうまでって、結構時間かかります。
展示場に行くと、①初回見学・アンケート②間取りヒアリング③間取り提案で少なくとも3回の来場が必要。
子供がいると、この③までいきつくまでもが大変。
勉強・見学・見積もり…そんな手間を一気に減らし、
早く家を建て始めるための方法があります。
複数社へ一括でカタログ・見積もり・間取り作成依頼ができる!


・ハウスメーカーがカタログに加えて、3日~1週間程度で見積書や間取り図面を作って送ってくれる
・大手人気HMから地元の工務店まで加盟店が600社以上、自分に合ったHMを紹介
・ハウスメーカーが独自で所有する土地など、希望により土地の提案も受けられる
一括資料請求のできる
「タウンライフ」というサービスでは、
住宅展示場に直接足を運び、
営業担当と会話をしなくても、
オンライン申し込みで
一括で見積もり・間取り依頼を完結することができます。
「水回り動線を快適にしたい」「ファミクロが欲しい」「LDKにスタディスペースが欲しい」「2階に書斎が欲しい」などの間取りの要望を記入すると、
カタログはもちろん、「要望を組み込んだオリジナルの間取り」を
各社から提案してもらうことができます。


申し込みで「成功する家づくり7つの法則」が
もらえるんですが、
この冊子は「家づくりの考え方」「エクステリア」「設計術」「間取りづくり」などになっていて、
これを読むだけでも家づくりの勉強になります。
\申し込みで複数社の間取りをゲット/
あなたは注文住宅を建てるとしたら、
どんなお家にしたいですか?
私が実際にタウンライフで申し込みをすると、
こんな間取りと見積の提案をもらえました。
I社の例)








Sハウスの例)




申し込みしただけで、このレベルの図面を仕上げて送ってくれるってすごくないですか?
この図面をもらうにあたり、要望欄に記入したのはこの6点です。
①水回りに2帖以上のファミクロ
②脱衣所と洗面所を別に設ける
③回遊動線
④パントリー
⑤リビング外に階段
⑥2階に独立した書斎
⑦建物予算2500万
提案される間取りからも、そのハウスメーカーが希望をどこまで形にしてくれるかがわかりましたし、
その営業の具現化力・提案力などもわかります。
もちろん、最初はしっかり間取りの要望が決まっていなくても、
送られてきたパンフレットから要望を上げなおして、間取りを作り直してもらうことも可能。
「直接会う手間をかけなくても、提案力のある担当者かを見極めることができる」のが
最大のメリットだと思いました。
各社のHPからもパンフレット請求で情報集めはできますが、複数社から資料をもらうとなると、
一括でやった方がやはり楽です。
よく懸念される、営業電話に関しては、各社HPからやっても電話はきますが、
要望欄に書くことである程度防ぐことはできます。



私は「電話営業NG」って書いたら、ほぼ電話はこなかったよ!


ハイコストメーカーの住友林業やダイワハウス、積水ハウスはもちろん、
ローコストで人気のタマホームまで、大手HMが完全網羅されています。
そのほか、最近受注件数過去最高を更新し続けているアイ工務店など、
最近流行りのハウスメーカーまで連携しているようです。
申し込みを複数社に行い、異なるパターンの間取りをもらうことによって、
「理想の間取りを明確にする」ヒントにもなりますね。
まさに「早く家を建てて住みたい!」という人にとって、近道になるツールです。


家作りの定番と言われる「タウンライフ家づくり」は、
毎月の利用者は5000人に上る、多くの人に選ばれているサービスです。
コロナで在宅時間が多くなっている今だからこそ、
家づくりの検討をし始めるには最適な時期。
住宅展示場でいろんなハウスメーカーを飛びこんで
体力と時間を使い果たし後悔をする前に、一度試してみてはいかがでしょうか?
\ 家探しを失敗しないためのファーストステップ /