この記事でわかる事
- 23年の家づくりに関わるスケジュール
- 使える補助金
- 22年の流れとコストを抑える対策
22年はウッドショックの余波やウクライナロシア戦争によって、建築業界にも様々な影響が起きました。
家の建築費用を21年では値上げしなかった会社も、22年、原材料高騰に耐えかねて、大幅な値上げを実施。
「いつ契約すると損がないんだろう?」とこれから家づくりを始めよう、建築会社と契約をしたいと思っている方は思いますよね。
ウッドショックの渦中に契約し引き渡しを終えた施主が、23年の家づくりの動きについて考察します。
23年の家づくりスケジュール
補助金関連
(2023年の補助金申請スケジュールは2023年春ごろに明らかになるので、参考としてご覧ください)
例年、行われている住宅関連の補助金事業は以下の通り。
地域型住宅グリーン化事業(4月~1回のみ公募)
ZEH支援事業(4月以降~3,4回公募)
こどもエコすまい支援事業(22年11月~23年12月末まで)
地域型住宅グリーン化事業
例年、4月もしくは5月から公募を開始し、1か月強の募集期間を経て締め切られる補助金です。
申請するには契約済みである程度仕様も決まっている必要がある為、申請期間より前に話を進めておく必要があります。
上記の3つはどれも申請期間が限られており、予算の上限もあるため、
補助金を受け取る為には計画的にハウスメーカーと話しを進めていく必要があります。
家づくりの進め方
家づくりは、4つのステップを経て進める場合が多いです。


まずは展示場にいってみて、肌感で絞ってみるのもあり。
なにより、家づくりを失敗しないためには情報収集がキモです。
ある程度ハウスメーカーの知識がある人なら、インスタやブログ、ツイッターなどで実例を見たり、ハウスメーカーの評判を探して知識を深めてみてください。
「ハウスメーカーとはなんぞや?」という方は、カタログを貰って、各ハウスメーカーの特徴を掴むのがオススメ。
「実例集」や「ハウスメーカーの特徴」などしっかりとしたカタログが用意されています。
1社1社カタログを集めるのが手間な場合は、一括請求で自宅に郵送されるのを待って一律で比較しましょう。
カタログを一括請求するサービスによっては、プラスで間取り提案が受けれることもあります。
気になるハウスメーカーを数社に絞ったあとは、
初回ヒアリング→(土地提案)→間取り提案→詳細見積もり→請負契約→仕様確定打ち合わせ→着工
と進めていくことになります。
損しないために意識する事・期日5選
使える補助金は全部使う!
家づくりをしようとしている方なら把握しておきたい、使える補助金。
国による大きな補助金事業は先ほどのところで記述しましたが、
市などの自治体によって大なり小なり、交付されている補助金事業もあります。
例えば…「新築費用補助」「太陽光発電補助」「生垣に植栽する補助」「移住補助」などなど。
詳しくは「XX(家を建てる市区町村) 補助金 家購入」などのキーワードで調べてみてください。
建築業界の常識をある程度把握する
それぞれの業界に、その業界にしかない慣習や常識ってあるんですよね。
例えば、土地の購入は買付証明を早く出した人が1番手で交渉できる、など。
金額が大きいがゆえに、知らないだけで損する可能性も高くなるので、
営業マンに頼るだけでなく自身の知識をつけることが大事です。
さて、21年ではウッドショックが起こり、22年は続いてウクライナロシア戦争で原材料の高騰により、あらゆるものがインフレと化しています。
建築業界も例にもれず、住宅の坪単価は軒並み上昇。
でも、過去はどうだったのかというと、2010年から先9年間をみても、どの会社も1,2割ほど上昇しているんです。
「現在のインフレ具合からして、落ち着いたら坪単価は下がるのでは?」
ともし思っていたのであれば、ガッカリするグラフの形相です。


大手住宅メーカー・ランキング(住宅産業新聞社)情報をデータ化したグラフです。
21年~22年にかけては、「ウッドショック」「原材料高騰」の影響があったため、坪単価はこのグラフから更に高くなっています。
坪単価が下がる(元に戻る)ことはありえない、と思っておいた方が良いかもしれません。
契約はおいといて、行動を始める
「子供が小学生になるまでに、家を建てて引っ越し出来たら….」
「今はアパート暮らしでいいけど、子供ができて動くようになったら家が欲しい」
など、様々なタイミングで家の購入を検討している人が多いとおもいます。
行動を今始めておいた方が良い理由はなにか?
- 後悔しないために知識を今からつけておく
- 家を作るタイミングの最適解を早い段階で模索する
- 土地探しする場合は年単位で時間がかかることも
- 後々焦らないために、時間があるときに行動
正直、今のインフレ具合からいって、コストを気にするなら早くやるに越したことはないです。
例えば、下記のツイート。
家の建築費に関するグラフですが、2012年頃から、常に上昇傾向なのが見受けられます。
そして、2021年ウッドショックから、急激に高騰。
建築業界の方のツイート
木造と非木造の建設工事費の上昇率2022年5月まで。消費税10%に増税してからコツコツつけ始めたけどなんだかすごいグラフになってきた。2022年4月以降は、頭打ちしはじめたかな??黄色ラインまで戻るのかな?リーマンショックの時は戻っているみたいだけど。 pic.twitter.com/JyQvu11zA2
— トヨダヤスシ (@toyoda_yasushi) August 3, 2022
このグラフをみて、ウッドショック前に契約をした我が家は「危なかった…」と思った反面、
もっと早かったらもう少し安く家を建てれたのかもな、と思いました。
ただ、一生に一度の家づくり。
自分たちの必要と思うタイミングで、家を建てることに越したことはありません。
その中でも、事前準備をたくさんしておくことに、損はありませんよ。
自分たちに合う家づくり計画を事前に立てる
家づくりをする際に気にするポイントはいくつもあります。
- 何のために家を建てたいのか
- 土地/家にかける予算感・思い
- 将来の子供の人数
- 同居の有無
- 家を作る上での優先事項…
事前に夫婦ですり合わせ、妥協点や譲れない点を明確にします。
例えば
- 家事をもっと楽にして、家族との時間を確保するために家を建てたい
- 資産性や利便性を重視して土地にお金をかけたい
- 意匠性より高性能の設備に予算をかけたい
- 室内干しするからベランダはいらない
- 全館空調で自然素材のやさしい家がいい…
なるべく具体的に目的や優先事項を詰めていくと、おのずと求めているハウスメーカーの条件などが見えてくるはず。
これを家探し初期に行う事で、間取り提案からの修正も少なくなり、打ち合わせ時間を短縮できます。
見積もりは相見積もり
いざ、気になるハウスメーカーを数社に絞り終え、打ち合わせを進めていくと、提示される見積もり。


全ての仕様が同じではないので、一概に比較できないのは注意点ですが、相見積もりをすることのメリットがあります。
- 一社単独検討より、値引きを引き出せる可能性が高い
- 納得感のある契約・家づくりに繋がる
- 営業マンの人柄を深堀できる
打合せを重ねていよいよ見積もりとなったら、本気度も高いお客様として接客にも熱が入ります。
営業マンとしては何としても受注したいところなので、焦り始めると結構人柄が出てきます。
人によっては競合の他社批判や「安くするから今月までに契約してほしい」など、どんどん出口を狭めていきます。
契約後に家づくりを本格的に進めていくにあたり、統率する営業マンがどんな人なのかは重要。
家が建ち始めてから「失敗した…」とならないためにも、契約前の段階でしっかり詰めておくことが大事です。
家探し、どう行動すれば後悔しないのか
住宅ローンの支払いで破綻しないためにFPに相談をしておくことはもちろん、
「後悔しないためのハウスメーカー探し」をすることが大事です。
手間を最小限&効率的にハウスメーカー探しをするには、行う順序にコツがあります。


家を検討しようと思った時、一番最初に「ハウスメーカー見学」をする人が、実は6割なんです。
しかし、モデルハウスは最高スペックの仕様で作られているため、どのハウスメーカーも非常に良くみえます。
話を聞いても家を探し始めたばかりの人は正直よくわかんないし、全部よく聞こえます。
なので、建築会社探しで一番初めにやるべきなのは、情報収集を行い、家づくりの知識を蓄える事。
その為には、複数社の資料を集めることで、自分の優先順位を明確にし、
ちゃんとした理由を元に、気になるハウスメーカーを絞ることが大切です。


家作りの満足度が高い人は、ハウスメーカーが重要視している「家の構造」のポイントが
自分の重要視している部分と一致している事が多いです。
耐震性・断熱性・気密性・耐久性など、
どこにどれだけ重きを置いているかは、ハウスメーカーで実はかなり違います。
自分の優先順位がないままだと、
ハウスメーカーの思うがままに言いくるめられて、契約まで進められてしまいます。
だからこそ、知識をインプットし、冷静に各社の違いを把握した上で、
実際にモデルハウスや展示場に見学にいくことが大事なんです。
・複数のモデルハウスを渡り歩き、アンケート用紙を書きまくる必要がない
・貴重な休みの日の時間を無駄にせず、短い時間で契約まで至れる
・自分たちにとって住みやすく、満足度の高い家を作ることができる
営業のセールストークを聞かなくても、家探しは進められる
「ローン支払いの金額感がわからないと、ハウスメーカーを絞れない」
「見積もりをもらうためには、間取りをある程度作ってもらわないといけないよね?」
建築会社を絞るにしても、金額感がわからないと前に進めないですよね。
でも、カタログ集めて、正直見積もりを出してもらうまでって、結構時間かかります。
展示場に行くと、①初回見学・アンケート②間取りヒアリング③間取り提案で少なくとも3回の来場が必要。
子供がいると、この③までいきつくまでもが大変。
勉強・見学・見積もり…そんな手間を一気に減らし、
早く家を建て始めるための方法があります。
複数社へ一括でカタログ・見積もり・間取り作成依頼ができる!


・ハウスメーカーがカタログに加えて、3日~1週間程度で見積書や間取り図面を作って送ってくれる
・大手人気HMから地元の工務店まで加盟店が600社以上、自分に合ったHMを紹介
・ハウスメーカーが独自で所有する土地など、希望により土地の提案も受けられる
一括資料請求のできる
「タウンライフ」というサービスでは、
住宅展示場に直接足を運び、
営業担当と会話をしなくても、
オンライン申し込みで
一括で見積もり・間取り依頼を完結することができます。
「水回り動線を快適にしたい」「ファミクロが欲しい」「LDKにスタディスペースが欲しい」「2階に書斎が欲しい」などの間取りの要望を記入すると、
カタログはもちろん、「要望を組み込んだオリジナルの間取り」を
各社から提案してもらうことができます。
こだわりの詰まった家づくりをすることで、
いつまでも散らかっていて片付かないリビングやキッチンが、片づけやすく居心地のいい空間になったら。
狭い空間でやっていた洗濯や身支度が、広々とした空間で快適にできるようになったら。
近隣住民からの騒音クレームを、全く気にしなくて良くなったら。
日常のストレスが、かなり激減しませんか?
リアルに想像してみると、今ちょっと先延ばしにすることでの損の方が大きいかもしれません。
ちょっと情熱的に、希望する家の詳細を書きなぐってみてください。
\複数社の間取りをゲット/
あなたは注文住宅を建てるとしたら、
どんなお家でどんな時間を過ごしたいですか?
私は実際にタウンライフで申し込みをして、
こんな間取りと見積の提案をもらえました。
I社の例)








Sハウスの例)




この図面をもらうにあたり、家の間取り希望として要望欄にガガガッと記入したのはこの6点です。
①水回りに2帖以上のファミクロ
②脱衣所と洗面所を別に設ける
③回遊動線
④パントリー
⑤リビング外に階段
⑥2階に独立した書斎
⑦建物予算2500万
実際にはもう少し細かく書きましたが、こんな感じで箇条書きに希望を書きました。
提案される間取りに加え、各ハウスメーカーの特徴や、その営業の具現化力・提案力などもわかるなど、メリットも多かったです。
もちろん、最初はしっかり間取りの要望が決まっていなくても、
送られてきたパンフレットから要望を上げなおして、間取りをイチから作ってもらうことも可能。
「直接会う手間をかけなくても、提案力のあるハウスメーカー・担当者かを判断することができる」のが
最大のメリットだと思いました。
各社のHPからもパンフレット請求で情報集めはできますが、複数社から資料をもらうとなると、
一括でやった方が非常に楽です。
よく懸念される、営業電話に関しては、各社HPから申し込みをしても電話はきますしね。
要望欄に書くと、ある程度防ぐことはできます。



私は「電話営業NG」って書いたら、ほぼ電話はこなかったよ!


ハイコストメーカーの住友林業やダイワハウス、積水ハウスはもちろん、
ローコストで人気のタマホームまで、大手HMが完全網羅されています。
そのほか、最近受注件数過去最高を更新し続けているアイ工務店など、
最近流行りのハウスメーカーまで連携。
申し込みを複数社に行い、異なるパターンの間取りをもらうことによって、
「理想の間取りを明確にする」ヒントにもなります。


家作りの定番と言われる「タウンライフ家づくり」は、
毎月の利用者が5000人に上る、多くの人に利用されているサービスです。
コロナで在宅時間が多くなっている今だからこそ、
家づくりの検討をするには最適な時期。
5分の申込で、自分たちの理想を詰め込んだ家で、家族とゆったり過ごせる時間を手に入れませんか?
\ 家探しのファーストステップ /