「18帖がどのくらいの広さなのかわからない」
「18帖だと何人までが過ごしやすい?」
今回は、LDKの最適な大きさを考えている人に向けて、様々な角度から最適な大きさを考えます。
LDKの大きさ別、レイアウト実例なども合わせてまとめています。
最後に、理想の間取りを作る為の3Dアプリやワザも紹介しています。
わたしは5人家族想定で、21.5帖にしたよ!
飛ばして読む
15帖~LDKのレイアウト実例
18帖~LDKのレイアウト実例
20帖~LDKのレイアウト実例
22帖~LDKのレイアウト実例
人数別の快適なリビングの大きさは?
3人家族 → LDK16~18帖(建物30坪)
4人家族 → LDK18~20帖(建物38坪)
5人家族 → LDK20~22帖(建物45坪)
このくらいの大きさが理想的です。
国土交通省では「住生活基本計画」で、豊かな生活を送るための居住面積の数字をだしています。
1人:55㎡=約16.6坪=約33畳
2人以上:25㎡×世帯人数+25平米(㎡)
これを計算すると、上記の建物坪数になります。
逆に、最低限の生活を送る為の居住面積は
3人家族 → 12坪
4人家族 → 15坪
5人家族 → 18坪
なので、 「理想的な建物面積」 は最低限の生活を送れる建物面積よりも、
2.5倍程度の大きさがあることになります。
建物面積やLDKの大きさが理想的なサイズより小さいからといって、
決して窮屈なわけではありません。
LDK大きさ別、レイアウトパターン10選!
LDKの形によって、感じる広さや家事の楽さ、
レイアウトの仕方が異なります。
ここからは、LDKの大きさ×LDKの形別に、
写真つきでみていきましょう。
写真やレイアウトは、すべて
「マイホームマーケット」から引用しています。
(ハウスメーカーの規格住宅をVR観覧等できるサービス)
LDKの大きさ・間取りの形で見る
LDK15帖・I型
LDK16帖・L型
LDK18帖・I型
LDK18帖・L型
LDK18帖・分離型
LDK20帖・L型
LDK22帖・L型
LDK23帖・L型
我が家のLDK間取り
3人家族にピッタリ!LDK15帖~16帖
15~16帖のLDKは
3人家族にぴったりのサイズ感です。
4人家族はちょっと手狭に感じるかもしれません。
この帖数では「I型」「L型」のレイアウトで
サイズ感などを確認してみます。
3人家族にも最適、I型15帖LDK
3人家族の理想的なLDKの大きさは16帖~なので、それに近いちょうど良さそうなサイズです。
この間取りのレイアウト実例はこちら。
ニッチや収納スペースを上手く設けて、スッキリとした部屋になってます。
15帖っていうと、かなり狭いのかな~なんて思いましたが、
I型の視線の抜けや窓の開口のおかげかとても広々と感じます。
ダイニング部分やキッチンからの景色もよく、3人家族なら快適に暮らせそうなサイズ感です。
半分離型、16帖L型LDK
先ほどのI型より、視線の抜けがすくないため狭く感じるかもしれません。
リビングとダイニングの間に壁があるので、ちょっと空間が分かれている感じですね。
3人家族ならぴったり、4人家族なら手狭に感じる間取りと言えます。
全体的にこじんまりとしているので、LDKが16帖程度の場合は、
建坪も控えめの30坪程度で建築できそうです。
3人家族で余裕!4人家族でピッタリのLDK18帖
ここからはLDKで一番多いサイズ感の「18帖」レイアウトについてです。
建売を探している人でも「18帖のLDK」が希望条件の人も多いのではないでしょうか。
4人家族で広々、5人家族にもピッタリのサイズ感です。
18帖のLDKでは「I型」「L型」「分離型」の3パターンの間取りで
サイズ感やレイアウトをみていきましょう。
一直線型、I型の18帖LDK
一番広く見える形と言われるI型の間取りです。
キッチンからリビングを見た時に、大きな窓がその先にあると、さらに広く感じます。
4人家族に理想的なサイズですが、3人家族なら広々~!な18帖LDKですね。
キッチン⇔ダイニング⇔リビングが離れすぎず、程よい距離感が心地よさそう。
家事楽動線の横並びダイニング 、L型LDK
キッチンがLDKの中心となっていることがおおい、L型LDK。
キッチンから横にあるダイニングにも配膳がしやすく、近年人気の間取りです。
視線の抜けがしずらい分、先ほどのI型のLDKと比べると若干狭く感じるかもしれません。
DKの専有面積が増える分、リラックスする空間のリビングは若干狭くなる傾向があります。
L字型リビングで広々とさせたい場合は、吹き抜けの場所を作るなどの工夫も◎。
LとDK分離型の18帖LDK
「リビングを空間として分けたい」というニーズに対応する間取りです。
設計士の作りこみの仕方によっていかようにもなるので、技量次第でいい間取りができます。
キッチンからみても、リビング側からみても、視線の抜けがいいので広々と感じます。
5人家族にピッタリ!LDK20帖
5人家族だと20帖~LDKが理想的な大きさです。
レイアウトをみてもらうとわかるように、かなりゆったりと感じることができます。
4人家族だと、すこし距離感が遠く感じるかもしれません。
キッチンが主役の19.5帖LDK
リビングに入ると、目の前のキッチンまで視線が抜けて、広々と感じます。
キッチンの隣にも大開口の窓がある事で、非常に開放的。
20帖近いLDKの中でも、DKの方に帖数を割いている間取りだと思います。
ゆとりのある対面キッチンの20帖L字LDK
リビング先の大開口窓によって、20帖LDKが更に大きく感じますね。
L字ですが奥行がある間取りなので、全体的に広く感じます。
リビング自体は8帖なので、大きくも小さくもないサイズ感です。
各空間にゆとりがあるので、5人全員がLDKにいても、ゆったりと過ごせそうです。
5人家族の理想!LDK22帖
ここからは5人家族でも余裕な22帖のレイアウト実例をみていきます。
これ以上大きくなると、5人家族なら少し遠く感じる距離感かもしれません。
ダイニングとリビングが横繋がりの22帖L字LDK
殆どの人はこんな家に訪れたら、「リビング広っ!」っていうんじゃないでしょうか。
5人家族で暮らすのも余裕があるのには納得のサイズ感です。
アップライトピアノを置いても余裕がありそうですね。
キッチンからも広いリビングダイニングが見渡せます。
この間取りだと、キッチンからダイニングまで遠いかも。
LDKが広くなると、各場所までの動線が遠くなるのは少しネックかもしれませんね。
キッチンが中心の22.7帖LDK
土間リビング、テラス、ダイニングの空間、ぜいたくな広さですね。
4人掛けどころか、6人掛けでも余裕の広さのように思えます。
キッチンを中心におくと、LDK全体が眺められるのがいいですね。
この間取りでは広く見せる様々な工夫がしてあります。
天井高をあげたり、スケルトン階段を採用する、土間リビングにして床を下げるなど、
部屋の空間を立体的に使って広さを更に際立たせていますね。
回遊動線&畳コーナー!23帖L字LDK
23帖もあれば回遊動線や畳コーナーを設けても余裕の広さです。
吹き抜け等でさらに広く感じる作りにしています。
畳コーナーをキッチンの前に設けることで、家事をしながらでも子供の様子が見れるのは◎。
壁で空間をわけつつ、5人家族でも快適に過ごせるLDKです。
間取りの作成をスムーズにするためには?
今、間取りを考えている人は、自分の理想に近いLDKの大きさのイメージはつかめたでしょうか。
間取りを作るにあたっては、いろいろと考えるポイントがあって、本当に大変ですよね…
しかも打ち合わせ日数が限られている場合が多いので、
ババっと決めてしまって、後から「ああすればよかった」なんて後悔しがち。
私は間取りを3Dで作成する「room plannner」や
「ホームデザイン3D」などのアプリで自分で間取り空間を立体的に作って、イメージを具現化していました。
私は最初、「LDKは大きく!」「大空間!」位しかイメージがなく、
自分のイメージとは違った間取りがでてくるばかりで、
打ち合わせに時間がかかってしまいました。
期限が迫る中でも後悔したくなかったので、こういった下調べをしつつ、
間取り作成の本なども参考にしながら、自分で間取りを作って設計士に希望を伝えました。
参考にした本
大体の建築会社では、間取り~色や仕様決定まで1,2か月で決めなければいけません。
まだやりたい事がフワフワしている場合は、具体的な希望を伝えられるように準備することも大事です。
また、まだ間取りが決まっておらず、いろんなハウスメーカーに間取りの提案を受けたい人は、
資料一括請求のタウンライフで「間取り作成」を複数のハウスメーカーに一括依頼してみてはいかがでしょうか。
要望欄に自分の希望を伝えるだけで、間取りが郵送やメールで届くというサービスです。
私が書いた要望
①水回り近くに2帖以上のファミクロ
②脱衣所と洗面所を別に設ける
③回遊動線
④パントリー
⑤リビング外に階段
⑥2階に独立した書斎…
もうちょっと熱量をもって、書いてましたが‥笑
そして、積〇ハウスから1週間後に届いた間取りがこれ。
すごくないですか?
無料だし、要望を書いて申し込んだだけなのに、クオリティの高さにはビックリしました。
インスタでも推してる人が多いだけある。
・大手人気HMから地元の工務店まで加盟店が600社以上、自分に合ったHMを紹介
・ハウスメーカーが独自で所有する土地など、希望により土地の提案も受けられる
一括で複数社に依頼できるので、わざわざ展示場にいって個人情報を書いて、話をきいて‥なんて手間も省けました。
住宅展示場でいろんなハウスメーカーを飛びこんで体力と時間を使い果たす前に、
オンラインでササっと間取り依頼まで完了させちゃいましょう。
\ 理想の間取りのヒントにも! /
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