「これから家を建てるんだけど、後悔したくない!」
今回は、家を建てた人が後悔しているポイントをランキング形式で紹介していきます。
住宅を購入した人の、実に85%が「何かしらの後悔」があり、1番目に「間取り・レイアウト」、2番目に「費用面」が後悔ポイントとしてあげられました。
数千万の買い物になるので、できるだけ失敗は避けたいですよね。
今回は、1番目にあげられた「間取り・レイアウト」について、細かい後悔ポイントを紹介することで、これから一戸建てを建てる人の不安や後悔を減らせたらと思います。
実際、私が一戸建てで暮らしてみて、感じる不便や、工夫して満足と感じている点もまとめました。
家づくりの参考にしてみてね!
間取りの後悔ランキング
1位 広さが足りない
土地が狭い事からLDKを最低限にした人や、子供が想定より多く生まれた場合など、
LDKが狭いと、活動がしずらいと感じている人が多いようです。
- ソファが置けず、人が家に集まるとギュウギュウになってしまう
- キッチンやダイニングなどのすれ違いがストレス
- 子供部屋が足らず、主寝室は子供部屋に。リビング併設の和室で寝てる…
今はLDKに繋がる和室や小上がりを設ける間取りも多く、広く見せるために吹き抜けをつくるなどの工夫も。
2位 収納が足りない
もうひとつ、注文住宅を建てた人がよく口にする後悔が、収納不足です。
クローゼットや食器棚、作り付けの棚など、あらゆるものを事前に計画する必要がありますが、当初考えていたよりも多くの収納が必要になってしまうことがあります。
- 小上がりスペースを作ったのに、収納を作らなかった
- リビングに面する収納が少なくて、収納する棚を結局買う羽目になった
- 帰宅動線上に収納が少なくて、リビングに物が散乱しがち
収納が足りないよりは、生活動線を踏まえて、気持ち多めにスペースを確保したほうがよいでしょう。
3位 家事動線が悪い
3位は「家事動線が悪い」です。
間取りの作成時にこの箇所を意識されるのは女性が多いと思いますが、
キッチン・脱衣所・洗面所は、細かい家事を行う事が多い場所でもあります。
- LDK⇔水回りが離れていると、お風呂に行くまでが大変(子供がいると尚更)
- 料理をしながらちょっとした家事を洗面所などでするにも、遠いと何もできない
- 洗濯したものを置くクローゼットまでが遠くて片付けが億劫
みなさん、ちょっとの時間を見つけて、各箇所で家事をしますよね。
特に水回りは頻繁に掃除する事も多いので、それらが隣接していた方が家事をするには楽です。
キレイを保つためにも、家事動線は間取り作成時に相当の考慮をしたいところ。
わが家の間取り
我が家は水回りをぎゅっと近づけて、クローゼットを1階に置いたんですが、これが大正解でした。
小さい子供がいると、子供の近くから長くは離れられませんが、生活区域に家事エリアが近いことで、ちょっと抜け出して少しずつ作業を進めることができます。
4位 洗面と脱衣所を分ければよかった
注文住宅にありがちなもうひとつの失敗が、洗面所と脱衣所を分けていないことです。
女の子がいる家庭に多い、「洗面と脱衣所を分ければよかった」問題。
この2つのエリアがきちんと分離されていないと、「歯磨きをしたい人」VS「脱衣所に入ってほしくない人」がぶつかる事多々。
着替えている途中に別の家族と鉢合わせする、なんてことがあると、いい気分はしないですよね。
その他にも来客時に困ることが。
- 手洗いに案内したいけど、洗濯物がまだ放置されてる
- 下着などが置いてある空間に外部の人を入れたくない
- どう頑張っても生活感が隠しづらい
洗面所と脱衣所を分離することは、お互いにとってストレスのない空間を実現することになります。
我が家の洗面脱衣
脱衣所はランドリールームを兼用しおり、洗濯前であろうが、洗濯終わりのものが広がってようが、ドアを閉めていればきれいな洗面所しか見えない設計になっています。
夫の朝風呂中に、私が子供の世話の合間でメイクをしたりするのに、洗面脱衣別でめちゃめちゃ便利だなと毎日感じます。
それ以外にも、LDKへの来客で大きいおもちゃや荷物を隠したいときも、脱衣所にほおりこめば完璧。
洗面所の生活感もなくなるし、一石二鳥でした。
5位 玄関から洗面所まで遠い
コロナ以降に生活のルーティンとなった、「手洗い」。
玄関から遠い場所に洗面所があるのも、家を建てるときによくある失敗のひとつです。
大人たちはまだしも、子供たちは手洗いをする前にいろんな所へベタベタ触ってしまいます。
このような問題を避けるために、洗面所は玄関の近くに設置することをお勧めします。
最近では、「セカンド洗面台」といって、メイン以外にも小さい手洗い場を作るのが流行っています。
ワンちゃんを飼っている家庭でも、散歩帰りに足を洗ったりできますし、意外と便利なようです。
6位 音やにおいが気になる
壁の構造や換気設備が不適切だと、音やにおいが気になることがあります。
外部からの騒音を抑えるには、断熱材を厚くすると防音になることが多いです。
断熱で有名な「一条工務店」や「ウェルネストホーム」などは、
防音効果が高すぎて雨の音はおろか、外の防災サイレンが聞こえないとか。
また、換気設備をグレードアップすることで、においの拡散や外部からの侵入を抑えることができます。
7位 スイッチ・コンセント動線が悪い
地味にストレスになる、欲しい場所に「スイッチ・コンセントがなく、動線が悪い」ということ。
我が家でも考えに考え抜いたはずなのに、後悔している箇所が数か所あります。
「ここなくてもよかったな~」より、「ここつけた方が良かったな」の方が、数倍後悔します。
コンセントの増設は1か所1万円もしないわりに、後から工事するとその何倍も金額がかかるので、これでもか!というくらいつけておくことをお勧めします。
注文住宅の後悔ランキングまとめ
注文住宅を建てた人の後悔ランキングは以下の通りでした。
リンクから再度項目に戻ることができます。