よく言いますが、家を買うのに早い遅いは関係ないと思っています。
「もう少ししたら土地の価格が下がるから」
「ウッドショックで坪単価が上がってるし、今買うべきなのか迷ってる」
「貯金もないし、子供が小学生になるまでに買えたらいいかな」
いろんな理由はあれど、このように思っている方がこの記事が気になったのなら、
「今調べておかないと後々後悔するかも?」
って心のどこかで思っていませんか?
何においても、行動してから
後悔するに越したことはありません。
家を買うなら、
まず初めに決めなければいけないのが「予算」。
今回は、まずそこから不安を解消していった話をしていきます。
これから家を買おうとしている人にとって、参考になれば嬉しいです!
この選択をした理由について、生の体験談をお伝えするよ
家は欲しいと思った時が買い時
私たちは27歳で家を買いました。
25歳で同い年の彼と結婚し、アパートで暮らし始めますが、子供が生まれると手狭になりました。
すぐに土地を探し始め、土地を27歳時点で購入。
土地探しは2年近くかかったよ
一般的に27歳というと、家を買うにしても
かなり早い方の年齢だと思います。
27歳の世帯年収800万夫婦が
どうやって家を買ったのか。
私たちは、こんな感じで進めました。
①FPに相談して住宅ローン額を決定
②建売にするか、注文にするか再検討
③土地探し
④ハウスメーカー探し
⑤総コストの見直し
その後、契約解除と再契約がありつつ、
現在建築を進めているところです。
住宅ローンの予算決めはFPに相談
一般的に言われているのは、住宅ローンの支払いは年収の20%以内だと余裕の生活ができる。
25%を超えてしまうと余裕はなくなってくる
と言われています。
私たちは住宅ローンの予算をはじき出すために、
ハウスメーカーのFPに相談しました。
FPに相談する際、自己資金額や生活費などの現在の支出を伝えると、
将来のライフステージごとの支出予測表を出してもらうことができます。
そこから、住宅ローンの安全額も教えてもらえるんですが、
私たちの場合は安全圏は5500万、頑張って6200万という結果でした。
下記では、FPに相談した時の話を詳しく書いています。
住宅は建売を購入?注文住宅?
FPへ相談した時点でも、建売でいくか、注文住宅でいくかを迷っていました。
結論からいうと我々は注文住宅にしましたが、
建売も3か月ほど見ていました。
建売住宅を3か月間見ていく中で、
「脱衣所と洗面所は分けたいな」「和室入らないな」
「ファミクロは脱衣所と一緒の階に欲しいな」
と建売にはない様々な希望がでてきため、
「それなら自分たちで一から建てるしかないね」となり、
そこからは土地を探しながらハウスメーカーの検討を本格化させていった感じです。
土地探しは難航
幸い、家を建てたいエリア決まっていたものの、希望するような土地が市場にありませんでした。
毎日毎日、at homeなどを見ていたのですが、
3ヶ月程度で市場に出回っている土地は見尽くしてしまいました。
地場の不動産さんにも相談に行きましたが、
「あなたたちは新しい土地が出てくるのを待つしかないねぇ」と言われました。
「2~3年待てば出てくる可能性はある」って
希望の土地が手に入るのは絶望的と思われたしろくま夫婦でしたが、住宅購入を考え始めて2年、スーパー優秀な不動産仲介の営業マンから紹介があり、
【南道路・引き込み道路・学校まで一本道・駅まで徒歩10分圏内・スーパー徒歩2分・公園2分】
という最高条件の土地を無事手に入れることができました。
ハウスメーカーと工務店どっちにする?
希望の土地を探している最中に、見つかった時に備えてどこで建築をするか?を検討していました。
まず行ったのがカタログ集め(資料請求)です。
調べてみるとタウンライフというサービスをみんなやっていたので、
自分の好みに合いそうな会社を8社ほど選んで、ササッとパンフレットを送ってもらいました。
タウンライフでは要望欄があり、そこに自分の希望の間取りをいくつか書くと、
カタログ以外にも間取りや見積もり、土地リストなども送ってもらえます。
その中で、「いいなー!」「この人なら信頼できそうだな」と思えたところに訪問しました。
結果、「アイフルホーム」と「ヤマダホームズ」が第一候補群となりました。
土地が決まり、ハウスメーカーも決定
15社ほど建築会社を見学し、検討しました。
しかし、自分たちの希望条件もろもろをかなえようとすると、
予算5500万では収まらないことが発覚。
それで、限度額を6000万に引き上げました。
FPに相談をしておいた事もあり、予算が膨らんでも無駄に心配しなくてよかったので、
ハウスメーカー検討の早い段階での事前相談は結構オススメです。
工務店や坪50万程度のローコストのHMの選択肢もありましたが、
トータルバランスを考えたときにベストだと思い、「ヤマダホームズ」で契約しました。
ヤマダホームズは坪60~70万の木造在来・吹付断熱の家だよ
契約解除して別のハウスメーカーと契約
そこから2か月ほどヤマダホームズと打ち合わせをしましたが、営業担当者とすったもんだがあり解約。
現在はウィザースホームと契約を結び、21年12月には引き渡しをうける予定です。
ちなみに、契約したウィザースホームはLCC(ライフサイクルコスト)を重要視しているメーカーでした。
「イニシャルコストは氷山の一角で、その後住み続ける際に発生するランニングコストも抑えられる住宅」
が一つのコンセプトになっています。
これをかなえるために「超高断熱・高耐久の外壁タイル標準」という仕様にしているハウスメーカー。
関東限定なのであまり認知度はないんですが、
「クレバリーホーム」を全国でフランチャイズ展開している新昭和が運営しているハウスメーカーです。
結果、ヤマダホームズより建物価格は更にあがりましたが、
宿泊体験などで住み心地が確認でき気密測定も通常で行う姿勢から、
住み心地はかなり自信があるんだろうなと感じ、このハウスメーカーに決定しました。
総額のコストは6000万以上!
住宅ローンで組むのは6000万ですが、これ以外にも自己資金と親からの支援金で賄う部分があります。
この自己資金を出すことによって、個人の貯蓄額も減り、夫婦としての残貯金もかなり減りました。
子供がいることもあり、いくらこれから年収が上がると言っても、正直安心できない額に。
不安を少なくするためにすべきこと
先ほど20%が安全圏、25%以上だと余裕はないという話をしましたが、
我々でいうとおおよそ23%になっています。
もしまだ自分たちの住宅ローンの安全圏がわからない人は、
FPへの相談は勿論、気になる金融機関2,3行へ事前審査を出しておくことをお勧めします。
事前審査がどこかしらの銀行で通ってないと、
土地の買い付けでも不利になる可能性がありますので注意してくださいね。
契約前には必ず審査が必要だから、今のうちに目星をつけておこう
「クレジットカードや携帯の支払いを滞ったことがある」
「転職して1年以内」など信用性が低い人は、審査では落ちがちです。
信用性が大丈夫かどうかの確認も含めて、
家探しを本格的にスタートさせる際には行っておいた方が無難です。
結論、家の検討を進めるには不安解消が大事
27歳で6000万の住宅ローンを組むのは最初は考えられませんでしたが、
本審査も下りましたし、なにより安全圏ということがわかったので、
あとは突き進むだけといった感じで現在にいたります。
仮に土地探しをするとなったら土地待ちの時間も必要になりますし、
早めに探し始めておくに越したことはないと思っています。
27歳になると 周りも結婚や出産をし始めて、
家は2~3年以内に欲しいけど「いまはまだスーモを眺めてるだけ」
っていう夫婦、結構多いです。
今は超低金利ですし、貯金がなくてもむしろフルローンで家を買ったほうがいい時代。
そのときそのときで補助金があったりなかったりするので、今はまだと思っていても、見ておくに越したことはないです。
後から「あの時からちゃんと探しておけばよかった」って思う前に、今から始めてみてください。
ちなみに私は、一括資料請求は間取りから土地探しまで依頼できるタウンライフ、
FPへの相談はリクルートが運営する保険チャンネルを使いました。
タウンライフ →
https://www.town-life.jp/home/
保険チャンネル →
https://hokench.com/reservations/fp/
なお、CMでもおなじみのLIFULL HOME’S(ライフルホームズ)も一括資料請求のサービスや、オペレーターを通して家を探すスーモカウンターのようなサービスもおこなっているので、そちらもオススメです。
リンク張っておきます。
以上、ここまでのまとめになります。
・住宅ローンは「年間支払い額」が「年収の20%~25%」の間で組めると家計も安心
・土地がでたときのためにFPへの相談と事前審査は2,3行やっておく
・家は欲しいと思った時が買い時