この記事でわかること
- DEEBOT X1 OMNIの超リアルな性能詳細
- ルンバ692やN8 PRO+と比較した時の性能の差
- どこがすごく良くて、どこが微妙なのか
2022年4月に発売された、当時ECOVACSが持つ技術の最高性能を全て兼ね備えたロボット掃除機、「X1 OMNI」。
他社がどんどんDEEBOTの模倣品を作る中、新技術を生み出し、新しいトレンドを創造しています。
今回は、「ルンバ692」、「Roborock E4」、「DEEBOT N8 PRO+」を1年以上使い込んでいる私が、最高技術の集大成「DEEBOT X1 OMNI」を各ロボット掃除機を比較しながら徹底レビューをします。
(プロモーションではなく、ガチレビューです)
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ルンバ、DEEBOTを使っていた私の購入決め手ポイント
前述の通り、私は
■ルンバ692 定価3万円
→吸引&遠隔操作できる初級モデル
■Roborock E4 定価3.3万円
→吸引&水拭き&遠隔操作&走行位置把握ができる中級モデル
■DEEBOT N8 PRO+ 定価8万円
→吸引&水拭き&遠隔操作&間取り作成&クリーンベースがある上級モデル
の3種類を我が家で使っていました。
中でも、N8 PRO+は、「ロボット掃除機界最強のコスパ」と断言するくらいベストバイと評価しています。
【N8 PRO+の性能・ルンバi3+の比較抜粋】
その評価は、今でも間違ってない!と自信を持って言えます。
ただ唯一、N8 PRO+はズボラな私に合わなかったところがありました。
水拭きロボット最大の、デメリット。
「モップ交換・洗浄」「給水」が必要な所…!!
大体の水拭き機能付きのロボット掃除機は、この「モップの交換・洗浄」「給水」の作業が必要。
これほぼ毎回しなきゃいけない。大きなネック。
でね、そうなると結局はこうなるわけですよ。
N8 PRO+は一生懸命吸引&水拭き作業をしているのに、汚いモップのまま、掃除してるなんてこと。(私が取り替えないだけ)
子供がいるので、床をきれいにしようと掃除+水拭きのロボット掃除機を買ったのに、
肝心のモップが雑菌だらけという惨事…。
「X1 OMNI」は、まさにそのネックである2点が解消されているモデルです。
X1 OMNIの最大の特徴
- 4Lのでかいタンクから自動給水
- モップを自動洗浄
- モップを温風乾燥
※X1 TURBOは冷風乾燥とダストステーションがないだけで、あとの機能は全部一緒です(差異はこちら)
上記以外にもN8 PRO+との差は沢山あるんですが、この3点がでかかった。
さっそく買い替えて使用すると、床がピッカピカ、モップのメンテナンスも必要なし。
心置きなくロボット掃除機に掃除作業を全力委託できています!!
購入の決め手となったポイントの先取りレビュー
全体のレビューを見たい方はこちらから飛べます。
N8 PRO+の水拭き後のモップ
ほぼ毎日、N8 PRO+に水拭きをしてもらっていた我が家。
毎回こんな調子で、モップが汚れをふき取ってきてくれていました。
結構汚れてますよね。これ、毎回です。(念押し)
床って意外と日々皮脂で汚れてるの、ロボット掃除機に掃除してもらうまで知らなかったです。
N8 PRO+水拭き後に、X1 OMNIに掃除してもらった後の排水
そしてそして、動作確認のためにN8 PRO+水拭き後にX1 OMNIを動かすと、こんな汚水が収穫できました…!
入居してからずっと、N8 PRO+にずーっと水拭き掃除してもらっていたのに…
毎日園庭で泥遊びしてくる園児がいるとはいえ、床汚れ過ぎだわ。。
モップの清掃自動化以外にも、水拭きの性能がこんなにも違う(モップを引きずるN8 PRO+と加圧&回転のX1 OMNI)事にまず驚きました。
そして、肝心のN8 PRO+でネックになっていた点。
水拭きモップの洗浄や給水をやらなくていいって、思ったよりめちゃめちゃ便利。
日々の料理やら洗濯やら、家事ルーティンをこなす中でモップを毎回洗うのって思ったより面倒で、給水しなかったり見て見ぬふりしてたけど、全部やってくれる。
掃除の工程を全て担ってくれて、
なにより手離れが超最高。
毎日自動洗浄&温風乾燥で除菌までしてくれて、家族ときれいな床で過ごせるようになったら、
もうこの生活抜け出せない!
さすが最上級モデル。
とはいえ、X1 OMNIは定価20万・・・!!
- ロボット掃除機のモップメンテ作業がネックではない
- 別で水拭きモップをもっている
- 気持ち水拭きしてくれれば大丈夫!
という人は、3分の1程度の価格でN8 PRO+が手に入るので、そっちの方がアリかも?
この子も、本当に良いから。
で、前置きが少しばかり長くなりましたが、ここからは
X1 OMNIの性能すごい!もっと知りたい!
という人に向けて、他社の同価格帯ロボット掃除機(ルンバs9+やRoborock S7 MaxV Ultra)と
スペックを比較した上で、熱量高め・写真多めでレビューしていきます。
(私が使っていたN8 PRO+、ルンバ692、Roborock E4も各項目でプチ比較していきます)
X1 OMNI競合や他機種との違い
X1 OMNIのキャッチコピーは、”ロボット掃除機の最高峰“
「業界初」 全自動&最強の清掃力 水拭きシステム(1台2役)
DEEBOTのメーカーであるECOVACSは、自社開発&自社工場を持ち、
それを強みに業界初の技術をいくつも生み出しているメーカーなんです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、時価総額はルンバでおなじみ「iRobot」の7倍ほどの、超大手企業。
そんなECOVACSは、吸引&水拭きを基本機能としたロボット掃除機を、今までいくつも売り出してきました。
そしてそれらの技術が結集されたロボット掃除機の最高峰、「X1 OMNI」のスペックは、以下の通り。
対抗馬として、同価格帯&各社最高クラスの
- ルンバs9+・ブラーバジェットm6
- RoborockS7 MaxV Ultra
と比較しながら、性能の詳細と差異を見ていきます。
X1 OMNIとルンバs9+、roborock S7 MaxV Ultraとの比較
項目 | DEEBOT X1 OMNI | ルンバ s9+ & ブラーバジェットm6 | roborock S7 MaxV Ultra |
---|---|---|---|
写真 | |||
吸引力 | (過去最高値) | 5000Pa数値未掲載 | 5100Pa (過去最高値) |
静音性 | ≤68dB | 数値未掲載 | 数値未掲載 |
最大稼働時間 | 260分 | 120分 | 180分 |
クリーンベース | 60日分 | 1年分 | 60日分 |
本体サイズ | 36.2×10.3cm | 31.2×8.9cm(ルンバ) 25.2×27×9cm(ブラーバ) | 35.3×9.65cm |
清掃の仕方 | 方向転換時停止 | ||
サイドブラシ | 左右2か所 | 右1か所 | 右1か所 |
間取り作成 | 〇 | 〇 | 〇 |
スケジュール | 〇 | 〇 | 〇 |
自動再開 | 〇 | 〇 | 〇 |
進入禁止エリア指定 | 〇 | 〇 | 〇 |
音声アシスタント | 〇 | 〇 | 〇 |
チャイルドロック | 〇 | 〇 | 〇 |
水拭き機能 | 〇 | 〇(ブラーバで実施) | 〇 |
モップ清掃方法 | 180回/分のデュアル回転&加圧モップ | 専用洗剤を噴射し清掃 | 3000回/分の振動&加圧モップ |
モップリフトアップ | – | – | カーペット4mm以下で動作 | 〇
自動給水 | 〇 | – | 〇 |
モップ自動洗浄 | 〇 | – | 〇 |
モップ乾燥 | 〇 | – | – |
温風乾燥 | X1 OMNIのみ | DEEBOTの中でも– | – |
カメラモニタリング | 〇 | – | 〇 |
通話 | 〇 | – | 〇 |
発売年 | 2022年4月 | 2020年(ルンバs9+) 2022年(ブラーバジェットm6) | 2022年8月 |
メーカー | ECOVACS | iRobot | Roborock |
価格 | 198,000円 | 234,251円 | 217,800円 |
購入先 | amazon 楽天 | amazon | amazon 楽天 |
ルンバs9+との違い
基本的な部分の大きな違いは、DEEBOTの方が少し大きく、水拭きを吸引と同時にやれるかやれないか。
そして、稼働可能時間の違いとクリーンベースの交換許容日数です。
更に+αの機能としては、自動給水、自動モップ洗浄、温風乾燥までとDEEBOTの方が圧倒的に優れています。
数値としてでてはいないものの、吸引力と静音性はDEEBOTの方が優れているのではと思います。
理由は、ルンバがその2点を明記していないのは、そこを重視していないことの裏返しだと思うから。
Roborock S7 MaxV Ultraとの違い
DEEBOTを完全に意識しているRoborockだけあって、機能性は非常に似通っています。
違う点といえば、「サイドブラシの本数」「モップによる清掃方法(回転か、振動か)」「モップリフトアップ機能」「モップの乾燥機能」。
X1 OMNIとS7 MaxV Ultraは、おおよそ2万の差額。
この2万円の差額を高いととらえるか、安いととらえるかはロボット掃除機に何を求めるかによります。
S7 MaxV Ultraが確実に勝っているのは、正直いえばモップリフトアップ機能位。
でも4mmのカーペットなんぞ、玄関マットくらい。
モップの乾燥機能はないし、2万円多く払うほどの価値はあるのか‥‥?
という所が、私の所感です。
図のように、他メーカーの最高クラスの機種と比べても、同価格帯とは思えない機能差。
s9+ではないルンバの機種を検討している人はもちろん、上記のようなロボット掃除機が気になっている人。
ほぼ同じ価格で水拭き機能が一体になっていてお手入れいらずなX1 OMNIの良さを、ぜひ知ってほしいです。
けどね!それでも高いことには変わりないよね!
これだけは知っててほしい!
X1シリーズ、OMNI以外のTURBOやPLUSや、後発機種T10シリーズとの性能の違い
なお、今回レビューするX1 OMNIの他にも、
「X1」シリーズでは2種類発売、その後に「T10」シリーズが発売しています。
それぞれの差異が以下の通り。
機種 | 吸引力 | モップ 乾燥 | ダスト ST | モップ動作 | 自動給水 &洗浄 | 本体 水タンク | 頭の良さ | 定価 | 購入可能口 |
X1 OMNI | 5000Pa | 温風乾燥 | ○ | 加圧回転 | デュアル○ | ○ | AIVI 3D | 最良198,000円 | amazon 楽天 |
X1 TURBO | 5000Pa | 冷風乾燥 | ー | 加圧回転 | デュアル○ | ○ | AIVI 3D | 最良159,000円 | amazon |
X1 PLUS | 5000Pa | ー | ○ | プレート 振動 | ー | ○ | AIVI 3D | 最良158,000円 | 公式 |
T10 OMNI | 5000Pa | 温風乾燥 | ○ | 加圧回転 | デュアル○ | ー | 優良 AIVI 3.0 | 149,800円 | amazon |
T10 PLUS | 3000Pa | ー | ○ | プレート 振動 | ー | ○ | AIVI 3D | 最良139,800円 | 楽天 |
T10 | 3000Pa | ー | ー | プレート 振動 | ー | ○ | AIVI 3D | 最良109,800円 | 楽天 |
X1シリーズに関しては、ココで書いていない機能はほぼ一緒。
本レビューはOMNIタイプですが、TURBO、PLUSタイプでも細部は同様のことが言えると考えてOKです。
もし温風乾燥・ダストステーションが不要なら、X1 TURBOタイプ、機能はほぼそのまま・価格を抑えたいならT10 OMNIなど、機能によって選べるシリーズ展開になっています。
他のDEEBOTの機種については、ECOVACS詳細記事にして解説しています。
では、各項目から、性能別にレビューします。
X1 OMNI 徹底レビュー!
「静音性」めっっちゃ静か。最大吸引でもルンバ692より静か。
掃除機ってなると、うるささが気になりますよね。
X1 OMNIね、もうめちゃめちゃ静かなの。
ルンバ692と、N8 PRO+、X1 OMNIの掃除音の違いを、動画にしました。
ロボット掃除機の
— しろくま🧸@リビングヌック🏠 (@shirokumahouse2) October 29, 2022
静音性の違いがよくわかる動画📹
出演:
ルンバ692(4万円・20年発売)
DEEBOT N8 PRO+(8万円・21年発売)
DEEBOT X1 OMNI(20万円・22年発売) https://t.co/srijOdNuUc pic.twitter.com/FmCXyyXa1J
ルンバはデフォルトの吸引力(設定変更できない)、
DEEBOTは吸引力標準のモードでやっています。
めちゃめちゃ違いますよね!!
ちなみに、DEEBOTの2種を「吸引力最大」にしても、ルンバ692の方がうるさいと私は感じます。
なんでこんなに違うんだろう?と静音性について、公式をみても何も書いていない。
リサーチしていると、理由が書かれた記事を発見!
ロボット掃除機のような高機能な製品の場合、パーツの数はそのぶん多くなり、配線・配置も複雑になるもの。ヤコブ イェンセン氏と言えば時計のデザイナーとして特に知られているが、限られたスペースに複雑なパーツを収めていくのは得意とするところでもある。
DEEBOT Xシリーズをデザインするにあたっては、ネジ1本単位からの設計を依頼したそうだ。DEEBOT Xシリーズは動作音が静かなことも特長だが、無駄なすき間や噛み合わせの悪い部分をなくし、各パーツがロボット掃除機本体内に整然と収まっているため、余計な振動が発生せず静音化にもつながっているという。(ライブドアニュースより引用)
要するに、今回のデザイナーがネジ1本からデザインを見直し、それが結果的に静音化にもつながったとのこと。
N8 PRO+でも稼働中に昼寝できるくらい十分静かだったけど、それを陵ぐ静かさにはビックリ。
ロボット掃除機を稼働させる時って、ルンバ692やRoborock E4のときはうるさいからと、保育園のお迎えの時などの外出時にやってました。
うるさくて、テレビみたり会話なんて無理なのよね
が、外出時にわざわざ起動、しなくていいんです!
我が家は、就寝中の朝5時に稼働させています。
ルンバ692やRoborock E4だったら、うるさくて早朝には絶対稼働させられない。
だけど、N8 PRO+やX1 OMNIで目が覚めたことがないです。
家に赤ちゃんや幼児がいて昼寝なんかする家庭も、昼寝中に動かしてもX1 OMNIならへっちゃら。
むしろホワイトノイズ的な子守唄になってる気がします。笑
掃除機=うるさいという固定概念は、DEEBOTによって覆されました。
「衝突回避能力(物体認知力)」性能が高く、掃除時間が短い!
X1 OMNIね、間取り学習はするし、方向転換の仕方がめっちゃスムーズなんですよ。
間取り学習機能がないルンバ692やRoborock E4はまず、壁にぶつかって進むタイプでした。
掃除音がうるさいのに加え、その衝突音も家の中に響く響く。
アパートだったら苦情来るか心配なレベル。
一方、間取り学習機能があるものは、先ほどの動画の通り、物体を認知し回避するので全くぶつかりません。
(物体回避については、ルンバやRoborockもi7やs9などのハイエンド機種になれば問題ないと思います)
間取り学習後のマップ
ここで、各ロボット掃除機の掃除の仕方を図で示すと、
項目 | X1 OMNI | N8 PRO+ | Roborock E4 | ルンバ692 |
---|---|---|---|---|
製品写真 | ||||
頭の良さ | 最高クラス | 上位クラス | 中級クラス | 下級クラス |
間取り学習機能 | ○ | ○ | △ (走行位置把握有り) | ー |
進み方 | 波状 | カクカク | カクカク | ホッケー |
進み方の図 | ||||
衝突回避の仕方 | 進みながら避ける | 一時停止し方向転換してからよける | 一時停止し方向転換してからよける | 全力でぶつかる |
それぞれの進み方の良い点 | くまなく掃除&掃除完了が早い | くまなく掃除&掃除完了が早い | くまなく掃除 | おちゃめ |
同一間取りでの掃除時間(20㎡) | 25-30分 (モップの洗浄作業込) | 20-25分 | 35-45分 | 50-70分 |
という具合。
まず、ロボット掃除機は、間取り学習機能の有無で掃除時間がかなり変わります。
そのうえで、衝突回避能力(物体認知力)が高いと、更に掃除の時間が短くなります。
X1 OMNIの場合、前に物をおくと、スイーっと進みながら避けていくんですよ。
ロボットらしからぬ、なめらかな動き。
物を認識してから、自分が進める道すじをはじき出すまでの処理時間が、今までのモデルより何倍も早い。
他メーカーのロボット掃除機の動きを確認したところ、この「進みながら避ける」動きができるのは
DEEBOTのXシリーズとRoborock S7 MaxVシリーズのみでした。
ちなみに進みながら避けなくても、DEEBOTに限らず、「障害物回避」の能力があると、良い事が沢山あります。
- 大事な家具が傷つかない
- 衝突音が発生しない
- コード類を巻き込まない(掃除が途中で終わらない)
- ペットや赤ちゃんに突っ込んでいかない
などなど。
障害物回避能力がないルンバ692は、よく充電コードやら巻き込みまくって停止してました。
すごく狭い部屋とかでない限りは、基本的には障害物回避&間取り学習機能はあって損はないと思います。
更に、間取り学習機能があると、エリア指定もできるようになるよ
子供がダイニングテーブルの下にパンのカスをまき散らした、なんて時。
物体回避でダイニングチェアの脚を認識し避けつつ、
間取り学習機能があれば「エリア指定」で掃除をススっと終わらしてくれます。
ごはん時にもイライラせず寛容でいられるし、お片付けの事を気にしなくて済みます。
今日も娘が牛乳を床にぶちまけてたけど、自分でサッと拭いたあとは、X1 OMNIにおまかせしました。
モップは自動洗浄なので、掃除後にわざわざ交換しなくてもいいし、もちろん自分で洗いません。
総じて最高!!
「吸引力」は4段階。マックスは史上最高の5000Pa
N8 PRO+などのハイエンド以上の機種は、吸引力を変更する事ができます。
アプリの操作画面
吸引力は、「静音」「標準」「最大」「最大+」の4種類。
吸引力はカーペットを検知すると最大+まで引き上げられ、カーペットを降りると自動で吸引力が下がります。
ロボット掃除機って、掃除してもらうと床がキレイにはなるけど、
実際問題、ちゃんと掃除できてるの?って、全人類が疑問に感じるところ…(え、ちがう?)
公式HPでは、X1 OMNIは「ダストピックアップ率95%」と謳っています。
これ、公言しているロボット掃除機は、なかなかない!!
おそらく、人間がやるよりキレイに掃除できてるんじゃないでしょうか。
というより、ズボラの私がやるより、遥かにピカピカにしあげてくれています。
うん、間違いない。
なんてありがたや….!!
また、X1 OMNI「最大+」の吸引力が強い利点は、カーペット掃除以外にも。
例えば、我が家の床は挽板なので、床に溝があります。
こういった溝でも、吸引力を引き上げることで隙間に入ったゴミを吸い取ります。
ここに入ったゴミって、コードレス掃除機だと吸引力が低くて取れなかったり。
つまようじで掃除するしかないと今まで思ってましたが、余裕で吸ってくれます。
牛乳などの液体も乾かないうちにやれば、毛足の長いモップがしっかり絡め取ってくれて、溝もキレイになりました。
吸引力があがったことと、水拭き力がアップした恩恵をフルに受けている我が家。
「アプリの操作性」細かく掃除の仕方の指定が可能。直感的操作で◎
掃除するにも、汚いエリア、比較的キレイなエリア、ああしたいこうしたいってありますよね。
X1 OMNIは、掃除の仕方のカスタマイズもできるようになっています。
例えば
- 廊下エリアは吸引力を静音にしたい
- ダイニングテーブルの所は2回清掃したい
- 衣所・洗面所は吸引力最大にして、
水拭きの水量は低くしたい
など、あなたの好みに合わせて全部やってくれちゃう。
もちろんその都度指定しなくても、スケジュールで指定日・指定時間に、好みの設定通りに掃除することも可能。
すごくない?
X1 OMNI、えらくない?
えらすぎる。。
X1 OMNIがマップを読み込むと、そのマップを編集し、カスタマイズすることができます。
「分割」で部屋を切って(自動でもなるけど)
区分けされた部屋に
キッチン、などそれぞれ名前をつけて
その分けられたスペースを指定して、そこだけ掃除したりも可能。
「YIKO、キッチンを掃除して!」というと、アレクサなしでも起動できる。(音声アシスタント機能)
もちろん、タップして清掃を開始するのも○。
このマップを元に、スペースごとに清掃のカスタマイズができるという仕組みです。
カスタマイズ画面に切り替えると、こんな感じ。
これを、カスタマイズしたいスペースをタップして、
廊下は、清掃1回・静音、水多めにしたり(深夜掃除する時とか、静音にすると◎)
ダイニングは良く汚れるから、清掃2回・吸引力最大・水量中程度に設定。
め、め、めっちゃ便利~~!!
上のマップを使わずに、家具付近のエリアだけ掃除したい!という場合も、3Dマップを使えば、なんとできちゃう。
このマップで、掃除してほしい周辺の家具をタップ。
ダイニングテーブル周りを指定すると、ダイニング周りを集中的に掃除してくれます。
さきほどのパンカスぽろぽろの時とかね。
超効率的に、集中的に掃除を終えられる。
子育て世代の救世主、いや相棒。戦友。
間取り作成機能含め、アプリ超便利!!
「水拭きモップ」で、新築同様スベッスベの気持ちいい床に。
X1 OMNIのモップは、デュアル×加圧回転式。
左がX1 OMNI、右がN8 PRO+
Roborock S7 MaxV Ultraも、右の形で振動するタイプ。
モップをこのように取り付けます。べりべりタイプ。
もちろん、取り外しも簡単にできます。
ただ、水拭き力に関しては、N8 PRO+でもめっちゃめちゃ床スベスベにしてくれていたので、良くも悪くも何も期待してませんでした。
それが、こんの、汚水の嵐。
事前に、N8 PRO+に水拭きを2回連続清掃してもらっていたのに、このありさま。
しかもそれまでも2日に1回は水拭きやってたのに。
モップを引きずるN8 PRO+と、
加圧&回転のX1 OMNI、こうも違うのかと。
我が家には今ズリバイを今にも始めようとする赤ちゃんがいるのですが、
この汚水をみてゾッとしました。
そしてそして、床のスベスベ具合が、全っ然違うぅ!!
我が家は挽板(本物の木が表層にある)なので、木の気持ち良い感触が味わえるのですが、これが新築の時のスベスベだった床さながら。
普通の水道水で、こんなにきれいにしてくれるなんて感動。
なお、ブラーバの場合は、専用の洗剤を使うからハイハイ期の赤ちゃんや、木のフローリングは要確認なんですよね。
そういう意味でも、水を使って水拭きをするロボット掃除機は良いです。
「自動給水&自動洗浄機能」ズボラ大歓喜!超絶天使すぎる
N8 PRO+を使ってて何が面倒だったかって、冒頭にも書いた通り「モップの取り換え・洗浄」「給水作業」なんですよ。
それが、X1 OMNIでは自動でやってくれちゃう。
左が汚水ボックス、右が普通の水
4L入るボックスに給水しておくと、指定したモップ掃除間隔でモップ清掃&給水作業を自動で行ってくれます。
ブラーバも一緒だと思うんですが、ロボット掃除機の水タンクの容量ってそんなに大きくない。
なので、30㎡を1回やってしまうと、半分以上の水が減っていしまいます。
※30㎡は我が家の1階18坪分における、DEEBOTが床掃除できる面積(少ないんかな?)
だから、2回に1回は給水がマスト。
しかも我が家は、寝てる時間帯にロボット掃除機をスケジュールで動かしていたので、終了後はモップが汚いまま放置されている状態なわけです。
雑菌繁殖しまくり、次回動かす時までに掃除や給水を忘れたりとか、余裕でありました。
というより、ズボラの人は毎回モップを掃除するなんて無理ゲーで、給水も含めて面倒すぎて見てみぬフリしてまうのよ。
そんなことを、
X1 OMNIでは気にしなくていいんです。
給水はおおよそ8回に1回。いや、もっとだな。
汚水は稼働ごとに捨てる事になっていますが、放置してても実害はなし。
掃除が終わったらこれを抜き取って、捨てるだけ。
「排水は毎回捨てて」といってる割に、汚水タンクの容量は清水のと同じく、4L入ります。
(いま多分、一週間くらい捨ててない)
ズボラに最適すぎる機能性。好き。
「メンテナンス」本当に最小限の労力のみ
先ほどの自動洗浄・給水に合わせて、メンテナンス自体も超最小限の労力ですむのがX1 OMNI。
ズボラのためのロボット掃除機でしょう。そうでしょう。
X1 OMNIはダストステーションがあるので、2か月間ゴミ回収しなくてもへっちゃらです。
気がついたらロボット掃除機側のダストボックスがパンパンなんてこと、ダストステーションがないやつではよくありましたわ。
ブラシも、髪の毛がからまりにくいようになっているらしく、絡まっててもスルスルとれるような仕様になってる。
逆に何をお世話すればいいの?と不安になりますが、
一般的に、ロボット掃除機はアクセサリー類を定期清掃するように喚起されています。
例えば、
- サイドブラシ
- メインブラシ
- フィルター など
でもね、掃除しなきゃいけない事はわかってても、いつが清掃時期か、時期が来る頃には忘れてるズボラ民。
ロボット掃除機をひっくり返してみると、
アラ大変!サイドブラシが千切れてる!
なんてこと、ルンバ692でやりました私。
そんなズボラ民のために、X1 OMNIちゃんはお知らせをしてくれます。
お知らせする以外にも、一覧で確認可能。
「推定残り時間:5時間」になったら、プッシュ通知で「掃除してくれぇ~!」って教えてくれる。
で、しかも、
どうやって掃除すりゃええねん。水かけてええんか?
なんて説明書を見る気もなく、説明書の所在すら忘れた人にも、優しく画像と言葉で教えてくれる。
掃除する部品どれ!とりはずし方わからん!って人にも、力任せに壊す前に教えてくれる。
どこまでズボラ思いの設計なのか。
N8 PRO+は清掃時期の前でも、汚くなれば「汚いから替えてや~!」ってアナウンスしてくれてました。
髪の毛がブラシに絡んだりとかしてると、とって!!って言ってくる
多分、回転率とか吸引が落ちてるか動作性をAIが判断してて、
一定の基準になるとエラーがでるようにしてあるのかと。
天才か。
壊れる前にメンテナンスしてくれるのは、ズボラ&物持ち悪い私には最高の設計でしたわ。
掃除のフル外注含め、私、甘やかされまくってます。
いいのいいの、これで家族と過ごす時間や自分時間を増やせるということは凄いこと。
家もキレイだと、心の余裕も更に生まれる。
ECOVACSありがとう!!
「外観・サイズ感」北欧風…?黒色のボディは圧迫感あり
今回、このボディは北欧風らしい。
北欧って言われると、今流行りのオークとか、ライトグレーのイメージが強い。
ど、どこらへんなのだろう…
左のロボット本体だと、まぁ北欧風なのかな・・・
それはさておき、他のロボット掃除機の基地と基地比較してみると、でかいんですX1 OMNI。
N8 PRO+との比較
どどん!!!
黒なのもあって、圧迫感~!!
我が家はパントリーにDEEBOTの基地を設けてましたが、横幅も増えたため、N8 PRO+サイズのままの置き換えがNG。
ゴミ箱をジータからtownewという小さい自動開閉式ゴミ箱に買い換え、なんとか収まりました。
アパート時代は、N8 PROをダイニングテーブルの下に置いてたけど、
X1 OMNIはさすがに存在感ありすぎて、むき出しのポジションは結構きつい気がする。
あと、サイズに関しては注意点あり。
DEEBOT用のスペースやスキマを確保しなければいけない
意外と盲点になりがち、置くスペースの問題。
私は水拭き機能があるロボット掃除機の場合は、
キッチンか洗面所近くがオススメ。
給水や排水作業が必要になるから。
ただ置くとなると、こんなでかいロボット掃除機だから、ある程度のスペースが必要ですよね。
説明書では、「横50cm、前100cmの空間を用意して」と書いてあります。
まじかよ。そう思ったあなた。
私もです。
でもね、我が家は前は1m弱、横は写真の通りビチビチに設置してます。
前部分さえ空いていれば出動・帰還できるし、あとは電波が飛べばいいという考えで、N8 PRO+の時からこんな感じ。
実際はというと、何も不都合なし!
基地がわからず帰還できずに力尽きてる、なんてことは一回もなかったです。
でも、自分が買ってみて盲点だった~!
ってなったのがDEEBOTの上の空間。
清水や汚水をしまっているボックスを出し入れするためには、この蓋をあける必要がある!!
なので、X1 OMNIの上部には、ある程度「何もない空間」が必要なのです。
いでよ、汚水ボックス!
よっこいせ!
試した感じ、蓋分のスペースがあれば出し入れはできるように設計されているよう。
そんな蓋って何センチなのよ?というと、21cmちょい位!
とはいえ、25cmはほしいかなぁ…
汚水ボックスを上にズボっと出すと、こんなかんじ。
我が家の場合、蓋から上30㎝ほどの空間を確保しています。
30㎝あれば、出し入れは比較的余裕かな。
買ってから、サイズ感が合わなかったなんて悲しいことはないように、要注意です!
ということで、サイズ感は以上。
「見守りカメラ」子供やペットがいる家庭に最高!
我が家はswitchbotでリビングをカメラウォッチしてるので、X1 OMNIの見守りカメラを実際に使うことはほぼないんですが。
X1 OMNIではこんなかんじで、家の中をのぞくことができます。
出勤中に、家の中のペットの様子を見てみたり。
音声通話もできるので、直接話しかけたりすることもできます。
ロボット掃除機の域を超えてる。
それに加えて、指定したスポットに移動させることも可能。
ロボット掃除機を起動したときに、あれ、いつもいる場所にペットがいないな?となっても、遠隔で探せます。
これ、何が良いかというと、
例えば離れた家族の生存確認もできる。
体の不自由なおじいちゃんおばあちゃんの家にあれば、急に連絡が取れなくなった時、ロボット掃除機で確認ができます。(掃除履歴とかでも確認はできるけど、生きてるかは見えないよね)
急に気温が上昇して熱くなった日の日中や、ペットの具合が少し悪そうだった日、大丈夫かな?とカメラで確認したり。
掃除中にも見ることができるので、ラジコンカーみたいでめっちゃ楽しい。(私は使ってないけど)
画像左下のところ、✙キーをタップして、
自由自在に動かすことが可能。
録画や写真を撮ることも可能。
なんでもできるやん。怖。
でも、カメラを起動するのにパスワードを要求するので、見守りカメラ機能が不要な場合は、他の使用者に知らせなければOK。
X1 OMNI レビュー総まとめ
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後にX1 OMNI総レビュー、まとめです。
本編では書ききれなかった細かいところも記載。
わたしの感想 | |
吸引力 | 5000Pa、コード付き掃除機をも超える。 カーペットもすべっすべ。 |
静音性 | 全然うるさくなーい!! テレビ余裕で見れる静かさ。 昼寝中も爆睡を続けられるレベル◎ |
稼働時間 | 30㎡で40分くらい。 N8 PRO+の方が早く終わる気がする。 |
方向転換 (衝突回避機能) | 全っっっっくぶつからない。 ぶつかってもフェザータッチ。 |
間取り学習機能 | 文句なし。 最高。 |
自動洗浄機能 | ズボラ救世主。 自動洗浄機能はズボラとの相性が良すぎる。 |
自動給水機能 | N8 PRO+は気が付いたら空になってたけど、 4Lも入るから使い方によっては1週間くらい持ちそう。 |
モップ温風乾燥 | ドライヤーみたいにうるさいのかなと思いきや、全く音がしない。 動作してるのかな?と疑ったくらい。 雑菌も繁殖しないし、良き。 |
清掃場所の指定機能 (アプリ) | 直感的に操作できた。 家具エリアの指定もできる○ エリアに応じて清掃設定を細かくできるのもすごい!! |
進入禁止エリア機能 (アプリ) | これも直感的に操作できた。 めちゃめちゃ簡単。 |
カーペット自動認識後 吸引力ブースト | ルンバが乗り越えられないカーペットも余裕。 完璧。天使。 |
水拭き機能 | 水拭きいらなくない?って人にも、この子がキレイにした床の気持ちよさをぜひ体感してほしい。 特に無垢材や挽板の床の人は、絶対。 |
ダストステーション | 60日間以上持つと思う。 毎回捨てるから吸引力も衰えない。自力でやらないから、ホコリや髪の毛が舞わないのも良い。 |
価格 | ひょいと買えるレベルではないけど、 時間と快適性と心の余裕を買うと思ったら全然あり。 セール時に買うのが正解!! |
総論。
掃除を手放せるって、心が本当に楽になる。
パートナーや子供が帰ってくるまでにアレしてコレして、あぁ掃除も!!なんてならなくて済む。
DEEBOTがいれば、掃除にかけていた時間が他の時間に充てられるようになるだけでなく、
さらに家族の清潔で健康的な生活を支えてくれる。
自分がやるよりキレイになるし(当社比)。
自分時間も増える。
家電は良いな、と思った時が買い時。
業界初、全自動オールインワンタイプのロボット掃除機、ズボラ×掃除苦手な人へ、超オススメです。
セール時は実質14万円以下に!
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