25年1月より販売が開始された、ウィザースホーム史上最高等級の断熱グレードである「プレミアム断熱DX」!
発売されたばかりということもあって、このプランの詳細が
ネットではどこにも乗ってなかったので、営業さんに詳細をヒアリングしてみました。
断熱性能のいいハウスメーカーが気になる!ウィザースホームは競合とどう違うの?
という視点でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
新発売!プレミアム断熱DXとは
ウィザースホームの最大の特徴は、その意匠性と断熱性能の高さにあります。そしてその中でも特に注目すべきは、断熱等級7に対応する、業界でもトップクラスの断熱性能を誇る「プレミアム断熱DX」での断熱性能の高さです。
この「プレミアム断熱DX」の断熱技術は、UA値が最高で0.24W/㎡・Kに達しており、断熱性能を測る指標であるU値が低いほど、熱の伝わりにくさ、すなわち高い断熱性を意味します。
後述しますが、ミドルコストで人気どころのハウスメーカーのUA値と比較しても、プレミアム断熱DXのUA値は一番低いことがわかります。
(ウィザースホームに記載している0.39は通常プランの場合のUA値です)
「プレミアム断熱DX」で高気密・高断熱で快適な室内環境を実現
ウィザースホームが新たに提供する「プレミアム断熱DX」は、業界最高ランクの断熱性能を誇る住宅プランです。
UA値0.24W/㎡・Kという優れた断熱性能を実現し、
エネルギー効率が高く、年間を通じて快適な住環境を提供します。
また、断熱性能と並んで重要な要素が「気密性」です。
ウィザースホームは、高気密施工を採用しており、隙間を最小限に抑える工法を使用しています。
サッシのスキマにウレタンフォームを吹き付けたり、コードの配線部分にテープを張るなど
高気密を実現するために多くの工夫がなされています。
気密性の高い住宅では、外部からの冷気や熱気を防ぎ、室内の温度が安定しやすくなります。
これにより、冬の寒さや夏の暑さが軽減され、年間を通じて快適な室内環境を提供できます。
気密性の向上とエネルギー効率の改善
ウィザースホームでは、C値の測定を断熱施工後と完成時で、2回実施します。
気密性が高いことはエネルギー効率の向上にも直結します。
しっかりと検査を行い、施工品質を高めながら間違いのない住宅を作り上げていきます。
気密性を高めることでエアコンや暖房の使用頻度が減り、室内の空気が適切に循環するため、
快適さと同時にエネルギーの無駄遣いを防ぎ、光熱費の削減にもつながります。
ウィザースホームの断熱性能と気密性の組み合わせは、特に「省エネ」を意識する家庭にとって非常に魅力的です。
使用する断熱材と施工方法
ウィザースホームは、吹き付けウレタンフォームという高性能な断熱材を使用しています。
ウレタンフォームは、隙間なく施工できるため、より高い断熱性を実現することができます。
特に、施工方法によってその性能が大きく変わるため、
ウィザースホームでは丁寧に施工を行うことで、無駄なく高い施工精度を実現します。
プレミアム断熱DXの壁・窓・玄関ドア
ウィザースホームの断熱施工方法には、2×4や2×6といった工法が用いられ、
これらは断熱性を最大限に活かすために非常に効果的です。
さらにプレミアム断熱DXは、通常の断熱材にプラスして50mmの高性能フェノールフォームを充填し、
一般的な断熱工法をはるかに上回る性能を実現しているそうです。
この高性能フェノールフォームは、数値が小さいほど断熱性が高いことを表す熱伝導率では、
トップクラスの0.020W(㎡・K)を実現し、他の断熱材と比較しても圧倒的な断熱性能を誇るとのこと。
窓の箇所は、トリプルガラス&樹脂フレームの組み合わせで、高い断熱性能の窓を採用。
熱貫流率は0.82W(㎡・K)、世界トップクラスの断熱性能を誇っています。
また、玄関ドアは熱貫流率の低いドアを採用し、屋外の冷たい空気や夏の日射熱が屋内に伝わりにくくするとともに、
リビングと玄関・廊下との温度差を縮小し快適な住環境を実現します。
プレミアム断熱DXを他社のプランと比較!
ウィザースホームは、タマホームや住友不動産、ヤマダホームズ、
一条工務店などのミドルコストの住宅メーカーと比較しても、非常に優れた断熱性能を提供しています。
結論、ウィザースホームのプレミアム断熱DXのUA値0.24W/㎡・Kにはいずれのハウスメーカーも及びません。
競合との断熱性能比較(UA値)
※2025年調査時点の情報です
一条工務店は業界最高水準の断熱性能を誇りますが、ウィザースホームのプレミアム断熱DXだと同じ断熱性能を有しながらデザイン面や間取りの自由度・コストパフォーマンスの面で非常に優れているなどの特徴があります。
私も一条工務店を比較検討した人の一人ですが、やはりデザイン性や間取りの自由度がなく、注文住宅なら自分の好きなようにしたい、とウィザースホームにしました。
プレミアム断熱DXなら、一条と同じ性能を同程度のコストで実現しつつ、デザイン性や間取りの自由度も担保できるなんて、最高の極みです。
また他の競合である、ヤマダホームズやアキュラホーム・住友不動産も良い性能を持っていますが、ウィザースホームの総合的な性能には一歩及ばない部分がある、という結論に至りました。
ハウスメーカー | C値 (cm²/m²) | Q値 (W/m²K) | UA値 (W/m²K) |
---|---|---|---|
ウィザースホーム (プレミアム断熱DX) | 0.7前後 | 不明 | 0.24 |
タマホーム | 1.0以下 | 不明 | 0.55 |
住友不動産 | 不明 | 不明 | 0.46 |
ヤマダホームズ | 1.0~3.6 | 不明 | 0.43~0.50 |
一条工務店 | 0.59 | 0.51 | 0.25 |
アキュラホーム | 不明 | 不明 | 0.6以下 |
ミサワホーム | 1.00 | 不明 | 0.39 |
断熱性能詳細
ウィザースホーム
- UA値: 最高で0.24W/㎡・Kを実現する「プレミアム断熱DX」を提供しており、業界トップクラスの断熱性能を誇ります。
- 気密性: 高気密施工を実施し、隙間を最小限に抑える工法を採用しています。
- 断熱材: 吹き付けウレタンフォームを使用し、隙間なく施工することで高い断熱性を実現しています。
- 地域対応: 地域ごとに異なる気候に応じた断熱性能を提供しています。
タマホーム
- UA値: 最高等級5を取得し、地域によって断熱性能を調整していますが、具体的な数値は地域による。
- 気密性: 標準仕様のアルミサッシから半樹脂サッシへの変更で気密性を向上させるオプションがあります。
- 断熱材: グラスウールを標準使用し、オプションでウレタンフォームに変更可能。
住友不動産
- UA値: 高断熱性能を持ち、一般的に0.37W/㎡・K程度の性能を示しています。
- 気密性: 高い気密性を確保するための施工が行われています。
- 断熱材: ネオマフォームなどの高性能断熱材を使用し、施工精度も高いとされています。
ヤマダホームズ
- UA値: 高性能グラスウールと吹き付け断熱を組み合わせており、断熱性能が高いと評価されています。
- 気密性: 高気密性を実現し、エネルギー効率が良い住宅を提供しています。
- 断熱材: 標準仕様で高性能の断熱材を使用し、施工方法も多様です。
一条工務店
- UA値: 最高等級7に対応し、業界最高水準の断熱性能を持つとされています。
- 気密性: 高気密施工を行い、エネルギー効率を最大化しています。
- 断熱材: 外内ダブル断熱構法を採用し、非常に高い断熱性能を実現しています。
アキュラホーム
- UA値: 具体的な数値は示されていないが、断熱性能に配慮した設計がなされています。
- 気密性: 高気密住宅を目指しており、施工精度が高いとされています。
- 断熱材: 標準で高性能の断熱材を使用し、地域に応じた対応が行われています。
ミサワホーム
- UA値: 具体的な数値は不明だが、断熱性能に優れた住宅を提供しています。
- 気密性: 高気密性を実現するための工法が採用されています。
- 断熱材: 高性能の断熱材を使用し、施工方法も多様です。
どのハウスメーカーがいいか、に関しては施主の価値観次第ですので、
まずはハウスメーカーの営業担当者に話をきいてもらい、優先度付けをしたうえで
それに見合う提案をできるところを見つけていくことが大事だと感じます。
実際にモデルハウスを訪れてみた人の声
プレミアム断熱DXのモデルハウスは現在宿泊体験は行っていないですが、
実際に行って体感をすることが可能です。
ぜひ住宅館ラボでいろんなメーカーの設備をみて住宅のプランを推し進めるのと同時に、
プレミアム断熱DXの実力を実感しに行ってみてはいかがでしょうか。
通常タイプの家ですが宿泊体験ができる棟も用意されていますので、
泊まりがてら行くことをお勧めします!
宿泊体験で真冬に泊まって感じたポイント
- 暖かさの実感:
- 室外温度が8°Cという寒い日でも、室内は25.1°Cを保っていた。
- エアコン2台(1階と2階)を使用していたが、全室が均一に暖かく、寒い部屋がなかった。
- 快適な室温:
- 室内全体の温度差が少なく、どの部屋でも快適に過ごせた。
- 断熱性能の高さ:
- 宿泊体験の建物は「若干昔のタイプ」だったが、それでも断熱性能は非常に高く、現在の仕様ではさらに性能が向上しているとのこと。
- 宿泊体験の価値:
- 実際に宿泊してみることで、暖かさや快適性を直接体感できた。
- モデルルームだけではわからない「住み心地の良さ」が確認できた。
プレミアム断熱DXの結論
ウィザースホームのプレミアム断熱性能は、その高気密性と高いUA値により、
他のミドルコストの住宅メーカーと比較しても非常に優れた性能を持っています。
特に、吹き付けウレタンフォーム・高性能フェノールフォームを使用した断熱施工は
快適で省エネルギーな住宅を提供するための強力な要素であることは間違いないでしょう。
エネルギー効率を重視し、快適な室内環境を確保したい方には、
ウィザースホームは非常に魅力的な選択肢になりうると思います。
ウィザースホームのメリット
- 坪単価を抑えつつも、断熱性能が高い家に住める
- いろいろな種類の外壁タイルで自分の個性を出せる
- 外観◎&将来のメンテナンスコストを下げられる
- 内装も自分たちの思うままに仕上げられる
- 地域密着のハウスメーカー
- 土地探しから家づくりまで一括してサポート
私は、ハウスメーカーを合計で15社~20社ほど比較しました。
その中でも断熱性能の高い家って、安くても坪60万~。
外壁タイルが標準のハウスメーカーとなると、メインは坪90万~120万のレンジでした。
外壁タイルが標準のHMは、パナソニックホームズ、セキスイハイム、積水ハウス、トヨタホーム、ダイワハウスなど!
そして、我が家が選んだ「ウィザースホーム」は外壁の標準がタイル。
そして外壁タイル勢のなかでも、坪単価がかなり低い方でした。
なので、外壁タイルを使った家が良い!でもコストは抑えたい!という人は最適だと思います。
外壁がタイルだと、外観が一気にゴージャスになるし、メンテナンス性も高く、将来の張替などのコストも全くかからないよ。
なお、サイディングが標準な会社も、ほとんどの会社が「タイルもオプションで使えますよ!」と言います。
しかし、我々は餅は餅屋の考えだったので、
外壁の標準がタイルの会社にしたかったのです。
餅は餅屋→サイディングが標準のハウスメーカーの家は、構造自体タイルに最適な家になっているのか?
というとやはり違うだろう。元からタイルに合う構造で作っているハウスメーカーに任せるのが安心だ
と考えたのです。
サイディングと比べてタイルはかなり重いし、接着剤も特殊らしく、
そこまで考えられていないと怖いよね
そのほか、標準というものが存在しないウィザースホームでは、施主の好みに合わせて一から見積もりを作成し、
如何様にも内装をコーディネートしてくれます。
ウィザースホームでは、千葉は君津にある「住宅館ラボ」で構造を直接みたり、
キッチン・お風呂・トイレなどの各住宅設備メーカーの実物はもちろん、
外壁タイルや玄関ドア・屋根瓦・床材などを一気にみてその場で納得して選ぶことができるのが、
すごいところでもあります。
この住宅館ラボはそこそこ大きな施設になっていて、5つのゾーンに分かれています。
ざっくりまとめると、「構造やコンセプト」「断熱性能」「外観」「住宅設備・内装」「インテリアコーディネート」
になっていて、それぞれの箇所で実物・実寸大のものを見て、どんなお家にしようか検討することができます。
外観
住宅設備・内装
インテリアコーディネート
金額もその場でわかるものも多く、見積しながら選んでいけるよ!
特に子供がいると、各住宅設備メーカーのショールームを予約して実際に行って話を聞くなんて、超大変。
こういう施設があるハウスメーカーって意外に少ないのではないでしょうか。
ただ、結果として私たちがウィザースホームに決めた一番大きな理由は、“提案力”と”人柄”です。
競合のハウスメーカーでは、私たちの希望するデザインや使い勝手に対する提案が物足りなく感じました。
そしてはやく受注を取ろうというそのがっついた姿勢、、正直引くレベルの営業さんもいたくらい。
我が家の担当になったウィザースホームの担当者さんは、私たちの希望をしっかりと聞き、
理想的な間取りやデザインの家を、納得する予算感で超スピーディーに提案してくれました。
我々はヤマダホームズを契約後に解約していることもあり、あまり急いで決めたくない気持ちがあったのですが
担当者さんはせかすこともなく、納得いったら次に進めましょうか、というスタンスでいてくれました。
その他のハウスメーカーの営業さんとは異なるスタンス、そしてそれ以上にものすごい対応力&素敵なお人柄。
そういった面も含めて提案力の差が明らかになった結果でのご依頼となりました。
営業担当者は正直めぐり合わせ。でも、希望をしっかりくみ取ってくれる良い担当者に確実に出会える方法もあるよ!