こんにちは。ななみんです。
先日、解体工事がようやく終わりました。
工期が6月中頃の予定が7月頭になり、境界線のところに浄化槽が3個も土の中に埋まっていたのを撤去したり、
その中からも産業廃棄物がでてきて、バッタバタで気の抜けない解体工事でした。
解体工事の開始が遅れたこともあり、あわや建物の着工が遅延する事態でしたが、なんとか・・・。
解体工事をこれから行う方、今まさにトラブルになりそうな方の参考になれば幸いです。
トラブルの概要
・着工が1か月遅れ
・そのせいで土地売主の瑕疵担保責任がなくなる
・いざ着工すると境界の下に障害物あり
・境界の壁を取り壊す交渉&再構築費用が発生
・障害物の撤去費用発生
私たちは4月に中古戸建付きの土地を引き渡されました。
それを壊した上で、7月末から建物の着工するという流れで家を建てます。
つまり、解体をはやくやらないと着工が遅れることになります。
それはどうしても回避したかった。
それぞれ、起きた要因とその結果、どう対処するべきだったかを書いていきます。
着工の遅れはなぜ起きた?
事前に書面で着工日を約束していなかったから
私たちは解体開始を希望する3か月前から、解体業者を探し始めました。
でも、どこに頼んだらいいのかわからなかったので、土木系の業者に努めている親戚に業者紹介を依頼。
そして、電話で「いますぐでもできるし、6月頭からでも着工できる」と言われていたので、
「それではなるはやでお願いします~!」と言いました。
金額の合意をした後に、一週間経っても工事開始日の連絡が来ないので、「どうなっているの?」と聞いたら、
「あなたたちの前に一個解体に入った。長引いてて、6月6日から入れそう。」との事。
で、6日に入るかと思ったら、入らず。その後も
・入るのは9日の予定
・入るのは13日の予定
・入るのは18日の予定
・入るのは7月頭の予定
とどんどん先のばしにされ、契約書も持ってこないし、どうなってるんだとブチ切れた所、やっと動きがありました。
(「いつから開始してほしい」という明確な言葉がなかったからという言い訳付き)
土地の瑕疵担保責任が無くなる
私たちは中古戸建付きの土地を買ったので、
引き渡された時点から3ヵ月間は瑕疵担保責任が付いています。
ようは、売買時に通知されていなかった障害物などが土の中などから出てきた場合に、撤去費用を売主に請求できますというもの。
これが、解体工事が遅れたせいで、
瑕疵担保責任がある期間中に、土の中を掘ることができませんでした。
当初の6月頭開始だったらできたんです。
で、結果、土の中からどでかい浄化槽が3個もでてきました。
中には、大量の産業廃棄物!!
浄化槽は1個あるのはわかってたんですが、もう2個は????
これらに関連する費用は80万
これ、瑕疵担保責任中だったら、売主に支払ってねって言えたはずのもの。
しかも、この浄化槽を取るのに、境界線上にのっているブロック(共有物)を壊す必要がありました。
この浄化槽&産業廃棄物&ブロック塀再構築費用に、80万ほどかかる予定です。
ブロック塀再構築はまぁ仕方ないとしても、
浄化槽&産業廃棄物は売主に撤去費用を請求出来たと思います。
解体は、希望日より1か月遅れで完了
なんとか終わった工事ですが、毎日解体業者やハウスメーカー、隣人らと連絡を取り合っていました。
・ブロック塀のカットについて
・土の中から出てきた大きな石について
・境界線上のブロック塀の撤去について
・隣人からの相談事
・手前の私道に出ている土について
・控え壁の撤去
・土の撤去範囲…
打合せしたはずのものまで、なぜか「どうするんでしたっけ?」と確認の電話がかかってくる始末。
で、ここはこうですよ!というと、聞いてないよ~!とこっちの責任に。
家を建て始める前からトラブル続出で、毎日なにかとストレスを感じていました。
解体完了したのは、地盤調査が入る予定日の1日前。
地盤調査日も着工日をずらさなくても行けるギリギリの日に設定してもらってたので、なんとかそこまでに間に合いました。
ハウスメーカーとの打ち合わせでは必ず議事録メモなどを取りますが、
解体業者との打ち合わせもメモが必要だなと思いました。
【反省】これから解体に入る時の注意ポイント
これから解体を行う人には上の4点をぜひ気を付けて頂きたいなと思います。。
ちなみに梅雨など雨が降る季節は現場から土が道路に流れ出して
クレームの要因になるので、特別な事情がない限りはお勧めしません!
現場からは以上です!