「XGIMI HORIZON PROを実際に使っている人のレビューが詳しく読みたい」
2021年8月にEPSONのプロジェクター(EB-485WT)からXGIMI HORIZON PROに買い換えました。
結論、QOLが爆上がり。コロナ禍で外出もできないので、
一日一回はamazon primeやNetflixで映画を見ています。
ホームシアターとして最高峰のプロジェクターなんじゃないでしょうか。
「その明るさと美しさに脳がまだついて行けてません」という口コミもあるほど。
今回はXGIMI HORIZON PROの購入の決め手や使用感についてレビューしたいと思います。
ステマじゃないので、不満点も正直に書いてます。(今後の改善も期待!)
噂の評判はいかに?
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製品購入の決め手は7つ
購入の決め手になったのは、7つのポイントがあります。
パネルが4K対応
超短焦点ではない
1500ルーメン以上
LED光源である
スタートまでの起動が早い(6秒!)
ゲームモードで遅延が起きづらい
横台形補正機能がある
です。
この特徴があることによって、
昼夜問わず、まるで映画館のような映像美で、ストレスなくスムーズに映画鑑賞・ゲームができる。
こういうスペックを求めている人にはHORIZON PROがオススメ。
一つ一つ、どういうことなのか解説していきます。
今後4Kが普及する事を見越した設計
息をのむ美しさと没入感
パネル解像度が4Kであることによって、今後の4K普及にも対応できます。
今買うなら、今後4Kが普及することを考えて4Kがそのまま映せるものがよかったんです。
また、1080pの映像を4Kの画面に映すのと1080pの画面に映すのでは、
4Kの画面に映すほうがドット感も少なく綺麗という話もあったので、4K解像度のものにしました。
(買い替え前のプロジェクターでは近づくとドットがよくわかったので)
4K という表記について、注意してほしいこと
amazonで「プロジェクター 4K」と調べると、
10万以下のプロジェクターがかなりヒットすると思います。
ほとんどは4Kの映像を画質対応するため(例えば1080pなど)に変換するものなので、
4Kの映像がみれるわけではないです。
4K映像がそのまま映せるネイティブ4Kプロジェクターは、
現在では安くても9万円ほどからしかないので、安価だったら注意。
超短焦点はデメリットという考え
「超短焦点ではない」ということはマスト条件でした。
なぜなら、 スクリーンに近いほど投影面の凹凸による影響が大きいので、
スクリーンを天井吊りにしないとしわが目立つからです。
超短焦点のプロジェクターを使っていたときは、
壁に貼るスクリーンのしわが気になり、買い替えたほどでした。
プロジェクターは距離で画面の大きさが決まります。
焦点が短いということは、プロジェクターをスクリーンに近づけなくてはいけません。
以前は超短焦点タイプのプロジェクターをスクリーンから1m以内の距離に三脚で設置していましたが、
スペースを圧迫してコタツが置きにくかったこと、たびたびプロジェクターの位置がずれていちいち直さなきゃいけないのがストレスだったんです。
なので、視界に入らない所に設置できるものがいいと考え、超短焦点は候補から外しました。
※HORIZONPROは100インチなら2.66mスクリーンから離して設置する必要があります。
うちは110インチで投影したかったので(2.66m×1.1=)2.926mスクリーンから離して設置しました。
1500ルーメン以上の明るさが良い
十分な明るさがあることは希望条件でした。
当初は夜やカーテンを完全に閉めて使用する予定だったため、
1500ルーメンあればいいと調べてみてわかっていた感じです。
でも、結果的には日中カーテンを開けてても、十分に見える明るさでした。
2200ANSIルーメンだと明るさ設定を変更しなければ明るすぎてまぶしいくらいだと思います。
ちなみに、 「X-VUE画質システム」 で明るさを自動調整させることもできます。
LED光源のメリットが大きい
LED光源である機種を選んだ理由は、水銀ランプだとものにより6000時間と寿命が短く、
ランニングコストが一回の交換につき1、2万円以上かかります。
そして、寿命が水銀の4倍以上であるLED光源では、
同じ価格帯のものと比べ差し引いて考える必要があるからです。
演色性もLEDの方が自然ですし水銀は環境に良くないといった点もLEDに決めた理由の一つ。
「省エネ」「長寿命」「水銀フリー」 は、これからは当たり前になると思います。
起動が早いのは超大事!
より賢く、よりパワフルに、より手間なく
起動が6秒と非常に速いことも購入の決め手の一つ。
以前の水銀ランプのプロジェクターでは、起動してから十分に明るくなるまで数十秒かかりました。
これが結構ストレスだったんですよね。
他のプロジェクターで起動が1桁代というのは見たことがありません。
起動が面倒になってしまい、使うことを控える傾向にあったので、早さはかなり大事ですね。
ゲームモードがあると遅延が少ない
ゲームモードがあると、映像の遅延が少なくなります。
ゲームモードは、映像と音の遅延が少なくするモードのことです。
HORIZON PROでは遅延を35msに抑えます。
ゲームモードがないことによって
遅延が発生すると、ゲームをするうえでストレスになります。
それを防ぐのがゲームモードです。
映画モードでもゲームを楽しむことができますが、
ゲームモードにすれば35msの応答速度になり快適さが増します。
注意!ゲームモードでも環境によっては遅延する
うちで設置に使用したHDMIケーブルが9m以上と長いせいもあってか、
ゲームモードでも遅延があり、反応速度がシビアに要求されるゲームは厳しいと思いました。
遅延を気にする方は、そもそもプロジェクターでゲームをしないのかもしれませんが。
反応速度が要求されるもの
(例えばあつまれどうぶつの森の釣りなど)では影響してくるので、ちょっと注意。
ケーブルを長めにとる必要がある人は、環境を改善するか、
場合によってはプロジェクター以外でゲームしてください。
横方向の台形補正機能がかなり便利!
横方向の台形補正がある場合は、スクリーンに対して真正面に置かなくてもよくなります。
我が家は天吊りしたいけど正面にしっかりした天井がないタイプでした。
あるいはソファと位置がかぶるから横から投影したい、という場合にも有効な機能です。
この機能は人によっては必須条件になってきますね。要チェック!
実際に製品を使用したレビュー
期待していた部分は概ね満足してます!
明るさ
起動時間
駆動音の静かさ
天井吊りの注意点
今後の改善点
のポイントにわけて言及します。
映像は明るすぎるくらい明るい!
明るいってどれだけ明るいんだろう?
部屋が暗ければ、テレビと遜色ないレベルで映像が明るいです。
シーン別に写真を載せますね。
検証環境はこうです。
画面は東側に設置、南(画像右側)に大きな掃き出し窓、西(画像の正面)に腰窓
快晴の昼間、カーテン全開
昼間15時あたりで快晴の日の画面です。
南の掃き出し窓から太陽光が部屋に降り注ぐ日でしたが、色鮮やかに映し出してくれてます。
普通の安価なプロジェクターなら、夜でもここまで色は出ませんね。
でも、HORIZON PROならカーテンを閉じてしまえば、より明るく鮮やかな映像が映し出せます。
カーテンを閉じた場合と夜の場合、同じ写真を投影した画像を連続でみてみましょう。
快晴の昼間、カーテンを閉じた場合
夜、消灯した場合
何か変わった????
夜の方がより色味が鮮やかで丁寧な感じはありますが、リアルでみたら変わらないです。
写真よりももっときれいに映るんですが、それがなかなか伝えにくいのが悔しい所。
正直、この記事を編集してて、どっちがどっちの画面なのか全然わからなくて困りました。
というより元画像をアップロードしたのかと思って、撮った写真を探したくらい。
ちなみに元画像はこれです。
映像に合わせた色彩表現をする「X-VUE画質システム」があるので、
画像よりもさらにキレイに映ってるように思いました。
最高すぎか???
続いては青い池の画像比較。
快晴の昼間、カーテンを閉じた場合
夜、消灯した場合
こっちも、同じ画像2枚並べちゃった・・・??
って見比べなおすくらい、クオリティが変わらない。
テントの写真と同様、夜の場合の方が色の表現力は増している気がするものの、ほぼ誤差です。
こちらも念のため元画像を載せておきますね。
黒色の表現はスクリーンに光を当てて色を表現するプロジェクターでは限界がありますが、
プロジェクターでここまで色をだせるのは純粋にスゴイと思いました。
昼間でもカーテンをさっと閉じてしまえば、すぐに映画館が完成します。
前に中古で買ったEPSONのプロジェクターは3100ルーメンで、
はっきりした色の映像のゲームなら、カーテンをいくつか閉じれば昼でも遊べるといったレベルでした。
それに対して、HORIZON PROは2200ANSIルーメンですが、2倍ぐらい明るいのではないかと感じました。
(注意!:同じルーメンという単位ですが基準が統一されていないようで、特にアマゾンの格安プロジェクターなどは異様に高い数値のルーメンであるため、実際のレビュー画像を見て判断することをお勧めします)
電気を消さなくてもはっきりした色のゲームであれば全く問題なく遊べますし、
カーテンを閉じればテレビと同じように使えます。
特に以前のプロジェクターは明るい部屋ではグレーがかった画面に感じましたが、
HORIZON PROはテレビと同じような鮮やかさに感じました。
スペックにはコントラスト比が書かれていませんが、
明らかに以前使ってたプロジェクターの3000:1どころではなく、書けないほど低いということはまずないです。
暗い部屋であればほとんど黒がしずまず、白とびもないと感じます。快適。
結果、ルーメンはあてにならない。同じANSIルーメン同士なら比較してもいい。
この HORIZON PROを購入する以前は、テレビを大きい4Kテレビに買い替えたいと思っていましたが、
このプロジェクターで買ったことで満足し、買い替えたいと思わなくなりました。
また、最近アップデートで3D映像に対応するようになりました。
HORIZON PROはアップデートに積極的で、ユーザーからの要望を拾って改善をしていくのもプラスのポイントだと思ってます。
起動時間は、公称よりも早い4秒!
起動して3、4秒で画面がつくのが使い勝手が良くてすごくいいです。
他では類を見ない起動時間なので、HORIZON系の強みと言えますね。
以前使っていたプロジェクターでは十分に明るくなるまで数十秒かかっていました。
テレビと変わらない使用感。
以前は何気なくつけるということはなくて、何か目的があってつけるといった感じでした。
以前持っていた、水銀ランプを光源とするプロジェクターでは、ランプの寿命が気になるのでつけづらく、一時的に電源を消したい
というときも再開するとき起動に時間がかかるのが気になってました。
どうせならとなにか長い休憩を挟んだりしたくなったり、そもそも一息休憩しにくい
という気持ちがあり、積極的にプロジェクターを使いたい気持ちはあまりでてこないような感じ。
しかし今は電源のオンオフに対して心理的抵抗が非常にすくなく、
ちょっとだけゲームをしたいというときも気兼ねなく使えます。
せっかく買ったならガシガシ使えた方がいいですもんね。
駆動音のうるささは全くない。静か。
とにかく、音が静か。
プロジェクターからの距離は買い替え前とさほど変わっていないはずなんですが、
静かなシーンでも(エアコンが回していてなれていたこともあると思いますが)気になることがありません。
エアコンをつけているとエアコンに紛れて音が分からない程度です。
オーディオの音のきれいさについて
オーディオの機能性については、自分でシアターオーディオシステムを構築しているので、
どうしてもそれと比べると劣ってると感じます。
でも、プロジェクターの機能としては申し分ないくらいキレイですし、
ほかに候補として考えていた製品のスペックと比べたとしても機能性は高いと感じました。
天井に吊りたい場合は、DCアダプタの長さに注意
モバイルではないプロジェクターとしては、軽い方です。
ただ本体が軽い代わりにDCアダプタが重いです。
DCアダプタのコードは長さ約2.8m
(プロジェクター側約150cm+アダプタ本体約18cm+コンセント側約120cm)で、
重さは980gです。
天吊りで設置する方はACアダプタについても考慮した方がいいかもしれません。
持ち手がないので、その分少し持ち運びにくいと思います。
改善の余地があるところは3つ
映像が若干にじんでる?
明るさ調整機能はイマイチ
横台形補正はスクリーンとの相性が大事
です。
近くでみると、映像が若干にじんでる?
他レビューでも指摘があるのが確認できるんですが、
近くでよく見ると、ラインの端に赤と緑が映っていました。
こんなかんじ。
ドットみたいにならないのは解像度がすごい証拠だし、近くでみなければ気にならないんだけど、、
通常、映画を見ていて気になると感じたことはありませんが、少し不安な点ではあります。
明るさ自動調整機能はイマイチ
明るさ自動調整機能( X-VUE画質システム )をオンにしても、
夜カーテンを閉めて電気をつけず真っ暗にして観ると、明るすぎると感じます。
実際にV2.1.68へのアップデートで3D映像に対応したのもあり、
改善については積極的にアップデートを行おうという姿勢が見られますので、今後に期待。
横補正機能が最初上手くいかなかった
HORIZON Proの売りは「縦方向」と「横方向」両方の自動補正に対応していることです。
しかし、私の場合はうまく動作しませんでした。
おそらく原因としては、スクリーンが黒枠になっておらず境界が判定しづらいこと、
エアコンの風によってスクリーンが動いていたことなどがあると思います。
そのため、初回は手動で補正して対応しました。
スクリーンとの相性もすこし気にする必要があるかもしれません。
例えばこういうものだと認識しやすいかも。
XGIMI HORIZON PRO以外に比較した製品
改善点もいくつかあげましたが、今のところはHORIZON PROに非常に満足しています。
アップデートに積極的なHORIZON PROなので、今後のアップデートに期待してます。
ちなみに、これを購入する前に候補にあがっていたのは、3つの製品です。
共通点は、
光源がLED
パネル画素数が3840×2160
1500ルーメン以上
自動台形補正(縦方向)
Bluetooth接続
です。
製品名 | メーカー | 明るさ | 距離※1 | 起動時間 (実測値) | ゲームモード | Android | 重さ | 価格 | 詳細 |
HORIZON PRO | XGIMI | 2200ANSIルーメン | 2.66m~ | 4秒 | あり | 10 | 2.9kg | 176,880円 | 詳細 |
Nebula Cosmos Max | ANKER | 1500 ANSIルーメン | 2.66m~ | 40~50秒 | なし | 9 | 3.6kg | 179,980円 | 詳細 |
X10-4k | ViewSonic | 2400LEDルーメン(2000ANSIルーメン相当) | 1.77m | 50秒 | あり | 独自OS | 4.1kg | 148,000円 | 詳細 |
これ以外にもめちゃいいオーディオを積んでいたりだとか、
高水準の自動補正機能だとか、解説してないいろんな項目がありますが、
HORIZON PROが他の2つに機能で負けているポイントはないと言っても過言ではありません。
1,2年近くこの価格帯のプロジェクターを見ていて、
「X10-4xがある中ではベストだけど決め手に欠けるな・・・」
と思っていた時に、HORIZON PROが発売されました。
その時に「これめちゃくちゃいいじゃん!」と思って買いましたが、間違ってなかった。
「ホームシアターの最上級を体感したい」人。
「昼夜問わず、まるで映画館のような映像美で、ストレスなくスムーズに映画鑑賞したい」という人。
そして、
パネルが4K対応
超短焦点ではない
1500ルーメン以上
LED光源である
スタートまでの起動が早い
ゲームモードで遅延が起きづらい
横台形補正機能がある
「こんな機能があるプロジェクターが欲しい」人。
上の3つが該当する候補ですが、HIRIZON PROはその中でも自信をもってオススメできる製品です。
ちなみに1個スペックを落とした「HORIZON」は、
明るさは変わらず、ゲームモードの応答速度と解像度が若干落ちる程度の違いがあります。
決して安くはない買い物ですが、買って後悔はしないと言い切れる製品です。
ぜひ、アマゾンや楽天でもレビューを確認してみてくださいね。
今回レビューした「HORIZON PRO」↓
アマゾンでお買い物するなら、amazonギフト券の残高チャージで最大2.5%のポイントが還元!
くわえて、アマゾンプライムデーのセール時では、12%の値引きもなされています。
それ以外のサイバーマンデーやブラックフライデーなどでもセールされる可能性が高いので、要チェック!