今やなくてはならないインフラになった「光回線」。
テレワークが増えたことにより、より快適なネットワーク環境を求めるニーズが高まってきました。
新しい住居に引っ越しを控えた方も、できれば入居日から使えるようにしたいですよね。
本業で光回線の取り扱いをしている私が、新築で光回線をすぐに使いたい人が気を付けるべき事をお伝えします。
新築の人は、設計段階から気を付ける必要があるよ
結論:気を付けることは2つ!
光回線をどこから引き込むか、設計段階で検討する事
引き渡し日が決まったらすぐ工事の申し込みを光回線業者にする事
をすることです。
以下で解説していきます。
STEP1 光回線の引き込み場所の設計
新築の際は、宅内ネットワークの設計を打ち合わせの時点ですり合わせる必要があります。
・ネットを使いたい場所(リビング・寝室・書斎など)にWiFiの電波が届く位置に親機を置くため
・ネットが切れた時など、家主が点検・操作しやすい場所に置くため
親機の設置場所を考える上で考えておかなければいけないのは、
です。この5つのポイントにより、引き込み場所および親機設置場所が変わります。
間取り確定後の電気配線打ち合わせの時までに設計士に伝えられるよう、考えをまとめておきましょう。
STEP2 引き渡し日が決まったらすぐ工事枠を取る!
光回線の住宅への引き込み工事は、申し込みをしたい回線(もしくは契約している回線)の会社に
電話をかけて、新規申し込みもしくは移設の依頼をかける必要があります。
新築などで引き込みを新たに行う場合は、新規申し込みor移転申し込みにかかわらず
引き渡し日2~3か月前を目安に工事日の申し込みができると安心です。
引き渡しが一か月切ってから回線業者に電話をかけると、工事枠が最短で1か月以上先なんて事になりかねません。
ただし、3か月以上先の工事枠を取ろうと思っても、
まだ工事枠が解放されておらず取れませんので、注意してくださいね。
引き渡し日(引っ越し日)が決まった段階で申し込みを行うといいね!
新築で、光回線を新規申し込みする方法
・現在利用中の回線があるにも関わらず、新居では別のネット回線を利用したい人
・現在利用中の回線を旧居で使用しながら、新居でも別のネット回線を利用したい人
気になる回線会社のページにアクセスし、新築で「新規引き込み」を行う旨を記載します。
工事希望日は指定可能で、午前・午後の枠で取得が可能です。
(時間帯も希望を出してみると、回線会社によっては叶うこともあります)
「希望の速度」が出せる「戸建て用のプラン(ファミリータイプ)」を選択し、申し込みを行います。
→例えば auひかりで1Gが希望なら「auひかり ホーム1ギガ」など。
なお、現在使っている回線を廃止する場合は、現在利用中の会社に廃止希望日を伝える必要があります。
利用中の回線がある人は、違約金を取られないかも事前にチェックしてみてね
新築で、光回線を移転申し込みする方法
・現在利用中の回線があり、新居でも同じネット回線を利用したい人
・旧居・新居で2回線分の費用を払いたくない人
既存で契約している回線会社のページにアクセスし、新築で「新規引き込み・かつ移転」を行う旨を記載します。
工事希望日の取得方法も同様ですが、「移転」である都合上、移転元・移転先で同時に利用することはできません。
移転元で利用しなくてもいい日に工事希望日を設定するのがおすすめです。
移転工事する人は、引っ越し日まで旧居で光回線を使えるうえに、
新居でも当日の工事なしで開通できるよ。詳しくは下の記事で解説中!
番外編 Wi-Fi基地におすすめの場所は?
光およびWi-Fi設置工事の経験からおすすめの親機設置場所は「リビング収納内の、手の届かない高さの棚の上」です。
リビングが1階である場合は2階の各居室に電波が届きやすくなり、
ほこりも入りにくく、デッドスペースの有効活用にもなります。
家の中心部にある収納スペースならより理想的だね!